2017年12月25日月曜日

トレーニング17.12.17~12.23

 マフェトン理論、実践3週目。

 □理論の補完のこと
 検索で関連著者は3冊見つかる。その内2冊を取り寄せて読み解いているが、特に真新しい発見やエビデンスは見当たらない。
 20年前の当時、トライアスロンで活躍する選手を指導していた氏の理論は、特にロングディスタンスを志すアスリート達に多大な影響を与えたようだ。
 当時の記事や実践ブログを覗いてみると、心拍数の運動管理はもちろんだが、食事のバランス、特に炭水化物のデメリットについては画期的な考え方だったようであり、十分なインパクトをもって迎え入れられたようだ。
 ただ今のところハッキリとしたエビデンスが見当たらない。指導する選手の実績がそのものと言われてしまえば確かにそうなのだが、せめて例えば数ヶ月に渡る理論の実践を通じ、フルマラソンのタイムがこれくらい短縮できました!というような分かり易いモノが欲しい。
 心拍数を指標に運動をしながら、持久性に優れた身体を作り、バランスのとれた食生活とストレスを排除した生活を送り強い身体を作りましょう!という概念については異論の余地はないのであるが…。

ウォーミングアップについて
「どうやら急激に心拍を上げることは身体的、生理的に負担は高いようだ。ウォーミングアップの本来の意味は血液の循環を必要な部位に向けるよう働きかけることなのかもしれない」
と前回のブログで書いた。
 そもそもウォーミングアップの意味とは「筋温」を上げるという意味で、筋肉の温度を上げ、柔軟性や神経系の活性を促進するのが目的である。
 氏の理論として「15分掛けて直線的に心拍数をあげる」とあるが、これを検証しようと試みたが時間と心拍についての学術的な論文を見つけることは出来ていない。
 実践としては1分間で2,3づつのペースで心拍を上げていくことで、目標とする値に到達することができるので、最低でも15分ぐらい掛けて最大心拍数に近づけるように心掛けている。場合によってはもっと時間が必要なこともある。
 今まで感覚的だったウォーミングアップを心拍数を頼りにやることで、しっかりと目的に沿えるようになったと思う。

 ところで運動時は大量の血液が筋肉へ振り分けられるイメージがあるが、脳や内臓などへの血流量は安静時と殆ど変わらないのだが、運動強度と心拍数の上昇に伴い、心臓から動脈、して筋肉へ送られる血流量は飛躍的に増大し、特に日常的に高いレベルで運動をこなしているアスリートのそれは、全体の90%の血液が筋肉に流れるという論文を発見する。
 運動する筋肉にはそれほどの血量を必要とすること、それらを司る心臓や血管の仕組みを知ることが出来た。
 心拍の上昇に伴い動脈から毛細血管へ血液が行き渡り、細胞間で酸素供給と老廃物の受け渡しが絶え間なく行われるイメージが脳内で展開する。そしてなにより真っ先に思ったのは、何かで目にした覚えのある「親が死んでも食休み」という言葉(本当にあるかは不明)は大変含蓄のあるものなのだと理解に至る。それほどに掛かる部位の血流は重要なのだ。
 話が逸れてしまったが、安静時から運動する為の血流システムを準備、移行する時間こそがウォーミングアップの時間ということなのだろう。


※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : マフェトン理論の実践。

日 ロード20km 2時間走。先週と同じく12km過ぎから心拍130狙い。

月 レスト 週末連の疲労感抜けず

火 朝 ペダル練 最大心拍を遵守。夜は寒さに負けてしまいレスト。

水 朝 ペダル練 上手にアップして最大心拍に到達する。夜は忘年会。

木 朝 ペダル練 最大心拍数でペースキープ。
      夜 港トンネル走6周15km。上り坂で心拍が急上昇。調整するのが面倒。

金 体育館ギャラリー75周14km 最大心拍数を狙い60秒/周。

土 朝 ペダル練 軽いギアで平均135拍。
    ロード&体育館G走12km ギャラリー走にて心拍137で57S/周が出る。計測機器の不具合か?

【 12/23までのトレーニング(km) …Swim1.5  Bike0.0(85)  Run231】

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