2017年10月11日水曜日

新潟シティマラソン2017のこと ’17.10.9

 今年から大幅にコースレイアウトはリニューアルした。大雑把に言えばビッグスワンスタジアムから市の中心地へ向かい、海岸線、次いで信濃川の河川敷を経由しながら新潟市陸上競技場へ向かうのである。

 辛いけれど、そこそこ頑張って継続できるペースで、どこまで我慢できるかという専らのテーマに基づいて今回もチャレンジした。
 しかし、走り終えてみれば3時間47分という、計画に対し20分以上オーバーする結果となった。残念な結果はこれで3年連続。自慢できることではない。大会に対する執着が不足しているのか、シーズン初戦の甘えなのか、うまく走れない。
 確かに新設コースの試走をやるぐらいの用意周到さには欠けていた。苦戦した「みなとトンネル」や「ふるさと村」を経由する河川敷などは、その対象だったと今更ながら思う。来年、また同じレイアウトならばこの辺りが重要なポイントになるのは間違いない。

 今年は20km付近で諦めてしまった。スタート前から体調がすぐれなかったことが全てなのだが、走り始めてしまえばなんとか挽回できると信じたものの、アウトプットされる走力は予想を下回った。 
 そんなレース中、多くの方々から声援を送っていただいたことは走り続ける糧になり励みとなった。
 NST前の豊栄走友会メンバーの応援に始まり、海岸沿いではアベタケ先輩、我が社のNさん、走友会の私設エイド。
 青山斎場付近では、家内の職場の方におっぴえ師匠。この2人からは大きな声で名前を叫んでいただき、その思いも寄らない声援に辛さがふっとんだ。
 30km地点の
関屋分水では待ち構えたような亀トラのTさんと笑顔のタッチ!力を頂く。
 つづく信濃川の河川敷ではかつて登山でお世話になったIさんから「とよさかっ!」と声をかけていただき、ふるさと村へ向かう途中ではバイクジャージを纏ったH澤さん、ペコわとさん、そしてAさんのトリオからエールのようなもの?を頂き、その直後、高架下でゲストの高橋尚子さんとハイタッチ。
 もちろん走りながら励ましあったり、声を掛け合ったランナーも大勢いて辛いけれど楽しかった。みなさん本当にありがとうございました。
 特に終盤。40km地点のフェマンさん率いる走友会のエイドを励みに、とにかくそこまでは頑張ろうと目掛けて向かったのだけれど、目印のオレンジ色の幟旗は見当たらない。・・・そんな失意のフェマンロスの中、ゴールを目指して走っていると、突然後ろから「ファィトっ」と黒い潟鉄サイクルジャージが現れる。なんとファイターズさんではありませんか!コレには驚いた、ホントにびっくりした。
 出来ればちょっと歩様を合わせて伴走してくれても良かったのに…。遠ざかっていくその背中を目で追いかけながらフィニッシュ。ゴールで回れ右してコースに一礼した。

 シティマラソンはいつも僕に示唆してくれる。初マラソン、猛暑、降雨、さらには途中棄権を考えさせられたりと、常に経験の場であり先生でもある。
 今回この結果に至るプロセスを振り返り、次走の大阪への決意を新たに盛ることが出来た。フルマラソンは甘くない。やらべきことをやらなけれれば結果は得られない。甘く見ていた。過信していた。なので納得いく走りこみをしよう、なんとかレースもいれちゃおう。次走で挽回だ。そして来年、謙虚な姿勢で新潟シティに臨み、このコースで力を出し切れるよう成長せねばと思うのである。

 それから、もうひとつ。マラソン当日のお昼と夕方の国営放送のニュースで約2秒ほどの間、僕の走る姿が映っていた。萬代橋を通過する場面、ちゃんと走っている姿を確認してホッとした。これを発見、知らせてくれたアベタケ先輩に脱帽。ありがとうございました。
 というワケで待ってろよ、新潟シティ2018!また楽しんでやるからな。(了)

フェマンスポーツ撮影。ヒデちゃんと
グリコポーズ。

2 件のコメント:

ファイターズ さんのコメント...

お疲れさまでした~。
フルマラソンの難しさをあらためて感じたレースでしたね。
私の場合、これからがマラソンシーズンです。
今回の結果を次回に活かせるようお互いにがんばりましょう。(^-^)v

Cyguns さんのコメント...

ファイターズさんへのお返事です。
コメありがとうございます。お疲れ様でした、楽しかったですね!
僕は短期的には次走の大阪マラソンですが、中期計画としては当選次第ですが宮古島へ向かいます。
ま、気持は当選したつもりですが…。