2017年10月3日火曜日

新津秋のマラソン大会(10km部門)のこと ’17.10.1

 受付開始の8時半を過ぎた頃、会場の新津第三小学校の体育館は7〜8割程度は埋まっていた。
 様々な年齢の成人ランナーに、体操着を着た小中学生らが入り混じるという地区のマラソン大会らしい賑わいを感じさせる。

 受付で係りの方に自分の名前を告げると、布製のゼッケンナンバーと両面印刷のわら半紙刷りの大会要綱を手渡してくれる。
 メラミンの長机には大小様々な安全ピンが入っている缶が置いてあり、ゼッケンをそれで留めてね、どうぞご自由にとあるので僕らは好きなのを選択する。またその横には同じように参加賞である「花の種」も置いてあった。

 そんな昔か変わらない方法で運営されるこの大会の参加費は¥1,000也。このリーズナブル感が僕を魅了するのだけれど、実は、県縦断駅伝の予選会も兼ね備える少数精鋭のマラソン大会なのでもある。


 会場では思い寄らず、いろいろな方々とお会いすることが出来た。
 チームバナナのぐるぐる練でご一緒した快速ランナーさんに声を掛けられたり、ご存知ヤンバラーズの面々、ときランのHさん、そして先週に引き続きわれら走友会のF井&Kさん。さらには職場のビルの同フロアの見知った方。そして、もっとも感慨深かったのは新津走友会の方から、6月の生涯マラソンのお礼を述べられたこと。待機時間を飽くことなく過すことができた。

 スタートの10分前、グランドに集合してゼッケンナンバーの点呼、確認を行ったあと、石灰で引いた白線と三角コーンで仕切られたコースのスタートラインに、銘々が整列し号砲を待つ。
 茶色の土のグランドには、秋を思わせる柔らかな陽射に風が吹いていた。

 オンユアマークの声の後、号砲が鳴った。
 皆についていくようにグランドから小学校の周辺を通り、田園の広がるコースへ出る。辻に立つ誘導スタッフの指示に従いコースをなぞる。
 4:13,4:15,4:28,4:30,4:38で前半の5kmを折り返し、4:35,4:41,4:45,4:45,4:08でフィニッシュ。
 ラスト1kmは小学生に入り混じってゴール。フィニッシュラインを超えた後、肩で息する小学生に、ありがとうお陰で最後まで頑張れたよ、と声を掛けると、ニコッっと笑顔を貰った。手元の時計でぎりぎり45分(44:53)を切ることが出来た。

 実際7km通過で44分台を諦めかけていただけにラスト1kmが全てだった。全体を通してしっかり走ったつもりだったが存外の結果であることは否めない。バイク自走で現地へ向かい、アップは万全だったのだが、これが今の実力と受け止めよう。
 まぁ、成績はともあれ、なんとも清々しい秋晴れのマラソンだった。また次回!

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