2017年12月31日日曜日

2017年を振り返ってみる。

 今年を振り返ろう。
 前半のマラソンの本命戦は4月の佐渡トキマラソンと決め2月の桐生堀ハーフ、3月のはなももマラソンはPBに近いタイムで走るも佐渡トキは体調不良でDNS、さらに5月の白根ハーフもトレ中の捻挫でDNSとなる。目標とは裏腹に全然ダメダメだった。
 6月、恒例の酒田おしん(トラOD)では執着心の不足を指摘され自分なりに反省。
 7月はバイクで琵琶湖一周、会社のメンバーで富士登山、それから佐渡OWS合宿と、日本で一番大きい湖、高い山、大きい島で思い切り遊んだ。良い想い出となった。

琵琶湖の湖北にて


富士7合目

佐渡合宿初日
カネコスポーツ(提供)ゴール手前

アヤコスポーツ(提供)フィニッシュ後

リレーマラソン特別賞にて

五頭山頂き

サチコスポーツ(提供)インテックス大坂


 9月、佐渡トラBに出場。目標には惜しくも届かなかったけれど、フィニッシュまでひたすら前の背中を追いかけて昨年の雪辱を果たす。
 続く湯沢ハーフ、新津秋のマラソン大会、10月の新潟シティは結果云々よりレースを楽しみながら走力向上を狙い、今年の締めくくりのレース、大坂マラソンへ向かった。後方スタートのハンデを跳ね返したかったが3時間半を切れずにフィニッシュ。
 これらがザッと振り返る2017年の僕のエンデュランスライフである。

 日常的にトレーニングを行い、レースに出るようになって今年で6年。伸び悩むランニングをなんとか押し上げたいと思いながら、結果を出せないまま終わってしまった今年。
 そして来年2018年。春の宮古島は落選してしまったけれど、そこは気を取り直して来年もおもしろ楽しいことをいっぱいやろうと計画している。
 次の扉を開けられるかは自分自身の中にある。エンデュランス以外にも新しいことにもチャレンジしていくつもりだ。

 身体を動かすことを通じて遊んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。もしまたどこかでお会いする機会があれば、その時は一緒に遊んでください。
 それから、このブログに立ち寄っていただいて本当にありがとうございました。つたない文章ですが来年も記していきます。
 皆さん、良い年をお迎えください。
 2017年大晦日

トレーニング17.12.24~12.31

 12/22(金)メールが届く。宮古島は落選。ちょっと早いクリプレを期待したのだけれど。
 春の南国の海、青な空にたなびくフラッグ、そして未明のトランジション…宮古島のコラージュが幾度となく脳内再生されてきたが、未踏の地は想像の中で終わってしまった。
 喪失とでも言うのだろうか、胸にぽっかりと穴が開いた感じだ。僕が前に進むための原動力の一つであったことは間違いなく、トレーニングはもちろん日常のモチベーションをも支えていた。事務局からの知らせを未だ消化できず、心に滓(おり)が沈殿している。
  気を紛らわそうと他のスケジュールを挙げつらねてみるが心が奮わない。いっそレースに捉われず、好きな場所、好きな風景の中を好きなだけ漕いだり走ったりしようかとも思う。気持ちが手元に戻ってくるまで、もう少し待つことにしたい。

 さてマフェトン理論実践について。
 実践3週目となる先週の土曜日、最大心拍数内ではもっとも速いタイムが出た。特に意識していなかったが、この日のトレーニングの流れが氏の提唱する3週に一度のMAFテスト(マキシム エアロビック ファンクション)と重なったのでモノは試しと計測してみた。
  MAFテストとは、3週間に一度の割合で実践効果を確認するチェックテストであり、同一条件下(同じ場所、距離、可能ならば時間帯も)で最大心拍数における走力を確認するものだ。
  参考書では1,600m(トラック4周分)だが、僕は体育館ギャラリー16周の約3kmで実施。結果は最大心拍数でないが137拍で4:55/km。今まで見たことのない最速ペース。ギャラリー走は基本最大値狙いで走っているがこの57秒/周は初。HRMの誤動作とも考えられないこともなく素直に受けいられないので今後の動向を注視したい。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : マフェトン理論の実践、4週目。

日 ロード21km 2時間走。14km過ぎから心拍130狙い。

月,火 レスト 月曜はともかく、火曜は寒さや夕飯の誘惑に負ける。

水 体育館G走68周13km 60秒/周で最大心拍を超えてしまう。そろりそろりゆっくり走る。

木 体育館G走68周13km 体調一つで心拍は変動する。最大心拍で前半62秒/周も後半は60秒/周。

金 レスト 仕事納め、その後に忘年会。

体育館G走47周9km 最大心拍で60S/周。アルコールの影響で安静時+5ぐらい。
     スイム 500×10本,スカーリング。

日 ロード30km 3時間走。


【 12月のトレーニング(km) …Swim2.0  Bike0.0(85)  Run317】

2017年12月25日月曜日

トレーニング17.12.17~12.23

 マフェトン理論、実践3週目。

 □理論の補完のこと
 検索で関連著者は3冊見つかる。その内2冊を取り寄せて読み解いているが、特に真新しい発見やエビデンスは見当たらない。
 20年前の当時、トライアスロンで活躍する選手を指導していた氏の理論は、特にロングディスタンスを志すアスリート達に多大な影響を与えたようだ。
 当時の記事や実践ブログを覗いてみると、心拍数の運動管理はもちろんだが、食事のバランス、特に炭水化物のデメリットについては画期的な考え方だったようであり、十分なインパクトをもって迎え入れられたようだ。
 ただ今のところハッキリとしたエビデンスが見当たらない。指導する選手の実績がそのものと言われてしまえば確かにそうなのだが、せめて例えば数ヶ月に渡る理論の実践を通じ、フルマラソンのタイムがこれくらい短縮できました!というような分かり易いモノが欲しい。
 心拍数を指標に運動をしながら、持久性に優れた身体を作り、バランスのとれた食生活とストレスを排除した生活を送り強い身体を作りましょう!という概念については異論の余地はないのであるが…。

ウォーミングアップについて
「どうやら急激に心拍を上げることは身体的、生理的に負担は高いようだ。ウォーミングアップの本来の意味は血液の循環を必要な部位に向けるよう働きかけることなのかもしれない」
と前回のブログで書いた。
 そもそもウォーミングアップの意味とは「筋温」を上げるという意味で、筋肉の温度を上げ、柔軟性や神経系の活性を促進するのが目的である。
 氏の理論として「15分掛けて直線的に心拍数をあげる」とあるが、これを検証しようと試みたが時間と心拍についての学術的な論文を見つけることは出来ていない。
 実践としては1分間で2,3づつのペースで心拍を上げていくことで、目標とする値に到達することができるので、最低でも15分ぐらい掛けて最大心拍数に近づけるように心掛けている。場合によってはもっと時間が必要なこともある。
 今まで感覚的だったウォーミングアップを心拍数を頼りにやることで、しっかりと目的に沿えるようになったと思う。

 ところで運動時は大量の血液が筋肉へ振り分けられるイメージがあるが、脳や内臓などへの血流量は安静時と殆ど変わらないのだが、運動強度と心拍数の上昇に伴い、心臓から動脈、して筋肉へ送られる血流量は飛躍的に増大し、特に日常的に高いレベルで運動をこなしているアスリートのそれは、全体の90%の血液が筋肉に流れるという論文を発見する。
 運動する筋肉にはそれほどの血量を必要とすること、それらを司る心臓や血管の仕組みを知ることが出来た。
 心拍の上昇に伴い動脈から毛細血管へ血液が行き渡り、細胞間で酸素供給と老廃物の受け渡しが絶え間なく行われるイメージが脳内で展開する。そしてなにより真っ先に思ったのは、何かで目にした覚えのある「親が死んでも食休み」という言葉(本当にあるかは不明)は大変含蓄のあるものなのだと理解に至る。それほどに掛かる部位の血流は重要なのだ。
 話が逸れてしまったが、安静時から運動する為の血流システムを準備、移行する時間こそがウォーミングアップの時間ということなのだろう。


※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : マフェトン理論の実践。

日 ロード20km 2時間走。先週と同じく12km過ぎから心拍130狙い。

月 レスト 週末連の疲労感抜けず

火 朝 ペダル練 最大心拍を遵守。夜は寒さに負けてしまいレスト。

水 朝 ペダル練 上手にアップして最大心拍に到達する。夜は忘年会。

木 朝 ペダル練 最大心拍数でペースキープ。
      夜 港トンネル走6周15km。上り坂で心拍が急上昇。調整するのが面倒。

金 体育館ギャラリー75周14km 最大心拍数を狙い60秒/周。

土 朝 ペダル練 軽いギアで平均135拍。
    ロード&体育館G走12km ギャラリー走にて心拍137で57S/周が出る。計測機器の不具合か?

【 12/23までのトレーニング(km) …Swim1.5  Bike0.0(85)  Run231】

2017年12月18日月曜日

トレーニング17.12.10~12.16

 マフェトン理論、実践2週目。
 この理論はDr.マフェトンの推奨する公式で求められる最大エアロビック心拍数から−10の範囲内でトレーニングをして、脂肪を使って運動(エアロビクス)する能力を育成して身体的に強くなろうというのものであり、中長期間の実践を重ねることでエアロビックス能力が高まり走力の向上が認められるという。

 遵守すべきポイントとして、
「ウォーミングアップとクーリングダウン」
「運動は最大心拍数内であること(アネロビクス運動はエアロビクス能力育成を阻害する)」
 さらに著書のプロローグにある
「身体の声に耳を傾け、本能や直観力に従いなさい」
 と、ある。つまり理論の肝(キモ)を抑えればカスタマイズしていいんだよと聞こえてくる。このあたりについては関連著書を参考にしようと考えている。

□ランニングの流れ
 ウォーミングアップに充てるのはおおよそ15分。体育館ギャラリー走(室内走)の場合は、最初の1周はウォーキング(周回としてはノーカウント)、2周目からスロージョグでゆっくり心拍を上げに掛かる。ジワジワと周回ごとに心拍数を見ながら歩様を速め、8〜10周程かけて130手前まで上げる。このアップが大切でアネロビクスにならないようにジワジワ上げていくのが肝要だ。焦って上げてはいけない。1周ごとに1.2上がったと思ったら、すぐに元に戻ったりする。とにかくジワジワ上げる。
 これまでアップと言えば、感覚的に距離や時間を設定するやり方だったが、心拍数を基準にするとその日の調子が露わになり、好不調に関わらず目標値に届くことがわかった。
 どうやら急激に心拍を上げることは身体的、生理的に負担は高いようだ。ウォーミングアップの本来の意味は血液の循環を必要な部位に向けるよう働きかけることなのかもしれない。
  あとは目標値ジャスト(±1)でひたすら周回。呼吸はほとんど苦しくないし、冬季ということもあり発汗は少ない。ただ調子が良い場合には油断すると簡単に値を超えてしまうので気をつけなければならない。僕は時計でアラートを設定している。
 最大心拍数で概ね1周60秒前後。調子の良し悪しで±2秒ぐらいの範囲に収まってくる。

 お次はダウン。概ね12分をかける。アップとは逆にペースを落とすと心拍は顕著に下がる。なのでゆっくり慎重にペースを落とす。1周毎に2.3ぐらいでいい。これも大体8〜10周を目安にじっくり落とし最後はウォーキングで締める。
 アップ、ダウンはともに重要なので注意をはらって取り組んでいる。

 ・・・始めて1週間、工夫すべき点はいくつかある。
 たとえば最大心拍数から-10の範囲内でトレーニングを行うのはトレ強度のふり幅が随分ある。なのでトレを開始した先週は基本的に最大心拍数ジャスト(実際は±1)を狙った。また日曜の2時間半走、前半12kmまでは家内と伴走していたこともありLSD心拍120前後、以降は最大値から-10の範囲内に収めてみた。状況や身体の状態によってアレンジは加えている。
 感触は悪くない。果たして自分にマッチしているのか?とにかく継続しようと考えている。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : マフェトン理論の実践。

日 ロード25km 2.5時間走。12km過ぎから心拍130狙い、20km過ぎる頃心拍は高止まり。

レスト

火 体育館G走73周14km 最大心拍139で61秒/周。今までの中ではもっとも遅い。心的ストレスか?

水,木 レスト 木曜日はインフルエンザの注射にて

金 ロード14km インフル予防接種の影響?139拍で5分30秒オーバー、切り上げる。

土 ペダル練&筋 アップ15分,心拍内メイン30分でダウン。
    スイム練1,500m  50m×30。10秒測定で楽々150拍オーバー、維持が難しい。
    体育館G走83周16km 139拍で60秒/周も時間が進むにつれ62秒へ。

【 12/16までのトレーニング(km) …Swim1.5  Bike0.0(34)  Run170】

2017年12月11日月曜日

トレーニング17.12.3~12.9

 有酸素運動に強くなるにはAT値(無酸素性作業閾値・エネルギー供給が有酸素系から無酸素系へ切り替わるポイント)を高めていくことが目的であり、この値の近いところでトレーニングを積むことで耐性が付き閾値は押し上げられる。
 ランニングの感覚としては辛いけどなんとか継続可能であるペース(LT)や、ハァハァゼィゼィと呼吸の換気量が増えるスピード(VT)から少し抑えたぐらいで練習すれば良いと言われている強度の高いトレーニングである。
 僕はそんなラントレができてもせいぜい週に1度、またそれを継続的に行うと、故障したりパフォーマンスを崩すことが少なくない。
 フルマラソンでサブ3.5を越えたあたりからその傾向は顕著になり、特にこの2年は伸び悩み、頭打ち感は否めない。高原状態(プラトー)というやつだ。
 さてさてどうしたものかぁ~、と腕を組みつつ考えても具体的な解決策はみつからない。トレの工夫や肉体改造(体重の軽減)を常に意識しているけれど、中長期的に取り組めるような自分にマッチする方法を未だ見つけられないでいるのだ。

 今年2017年の春、公認コースのフルをPBで完走し、調子が上がってきたゾと思ったところで体調を崩し本命のレースはDNS、さらにその後、追い討ちをかけるように練習中に故障(捻挫)したりと不本意な前半戦だった。しかるにこの秋シーズンは是が非でも!と一念発起してラントレの質と量の増強に取り掛かった。
 そのとき、なんとなしに心拍計(HRM)を装着してトレーニングをした。
 カルボーネン法で求められる強度65%から85%の範囲、特に脂肪燃焼効率が高いといわれている強度65%心拍131前後をつなぎ走の指標とした。ちなみにスピード練習は心拍150後半~160前半でトレーニングをした。

  ※カルボーネン法の計算式
  目標心拍数=(最大心拍数(220-年齢ー安静時心拍)×強度(0.65~0.85))+安静時心拍数

 HRMをつけて数値を眺めていると、日々のトレーニングで感覚的に調子が良いときと、イマイチだなぁと感じるときでは、心拍の上がり方が違うことに気がついた(安静時の心拍は殆ど変わらない)。
 良いときはスッと目標値まで上がるのだけれど、 良くないと感じるときは目標とする心拍でもペースは遅い。疲労が溜まっていくと同じペースでも時間経過につれてジワジワと心拍が上昇したりする。そんなふうに心拍の動向が体調によって変化することを体感することができた。
 ここで直感的であるが仮説が立った。
 心拍数と体調に関連性があるならば、心拍を指標にしたトレーニング法があるのでは?と。そうしてネット検索したところ「マフェトン理論」に辿り着いた。
 いくつかのブログで実践の効能、感想があり肯定的もの多く、その実践を著書にしている方もいらした。大掴みでマフェトン理論の内容は把握したけれどそのまま鵜呑みには出来ない。自分でも一読せねばとすぐに著書をAmazonでクリックした。

 走り始めてからずっと、トレーニングは質と量で決まると考えてきた。もちろん間違いではないが、それは頭脳による理解の仕方で、肉体にとって何キロ走ったかというのは
「動かした筋肉に流れた血液(酸素やエネルギー)の量と時間」であり即ち、
「心拍数×時間」
 と置き換えられる。心拍数には筋肉を使う強度が変数として含まれているので、利便性の高い数値である。
 なにはともあれまず実践。今週からマフェトン理論の実践である。


※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : マフェトン理論の実践。

日 ロード30km 3時間走。月岡経由五十野公園往復。

月 ペダル練&筋 45分走。12/1から負荷マックスに。

火 体育館G走70周13km マフェトン理論(FM)開始。最大心拍139は58秒/周、つまり5分/km。

水 ペダル練&筋 40分走。UP15分から最大心拍139を15分、DOWN10分の後筋トレ。

木 G走70周13km&筋 UP15分、最大心拍139前後で10km相当、DOWN12分の後、筋トレ。

金 レスト(部署内忘年会)

G走80周15km UP15分、最大心拍139前後で12km相当DOWN12分。

【 12/9までのトレーニング(km) …Swim0.0  Bike0.0(26)  Run101】

2017年12月2日土曜日

トレーニング17.11.27~12.2

 9月中旬以降のトレーニングを振りかえる。
  今期の最終目標である大坂マラソンに向けて、距離を増やし週を追うごとに強度を上げる。途中、軽い故障を発症するアクシデントもあったが、総合的にはやった分だけの成果を感じ、ラントレが楽しく思えた。
 また、思うところがあり心拍数を計りながらトレーニングするようにしている。心身の状態によるものなのか、楽に上げられる日と、頑張ってもなかなか上げられない日があったり、一定ペースでも時間の経過と共に徐々に上がっていくことなど、見るべき点がいくつかあり、走行距離やペースだけでなく心拍数を考慮した効率的なトレーニング管理もあるのではないか、今一度掘り下げるつもりだ。
 残念ながら大坂の結果は期待したようなタイムではなかったが、モチベーションは衰えていない。次なる目標に向けて走り続けていく。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : リスタート!

日 大阪マラソン 3時間32分 走ってみれば楽しい!また来年!

月 レスト

火 スイム1,500m 50×20,500m・9:10。大阪で四頭筋をたくさん使ったようで酷い筋肉痛だ。

水 体育館ギャラリー走16周&筋トレ アクティブレスト心拍120。四頭筋の痛み大。

木 レスト

金 朝 ペダル練30分&筋 心拍132キープからのタバタ30-30×5本。
    夜 体育館ギャラリー走63周&筋トレ 強度65%キープから心拍150、55秒/周。負荷を掛けると四頭筋が痛む。

土 ロード18km 2時間走、脚をほぐすつもりでスロージョグ。島トンネルラン。

【 11月のトレーニング(km) …Swim7.9  Bike23(70)  Run268】
【 12/2までのトレーニング(km) …Swim0.0  Bike0.0(00)  Run30】

2017年11月29日水曜日

大阪マラソン2017

 経済的効果が見込める地方からのエントリーは、ペアで申し込むと高い当選確率を誇るらしいというオカルトを信じ、僕らは思慮を巡らすことなくペアで申し込んだ。
 その噂?の通り当選。3度目の当選だ。しかし、その申し込み方法が僕にとって仇(あだ)となってしまった。
 10月下旬に届いた事務局からのメールで、レース前日の受付手続きをウェブで済ませた際、自身のゼッケンナンバーに目を疑った。
 頭文字が「G」。一瞬、凍りついた。
 過去2回ともBブロックからのスタートだったので、まさかの「G」に呆然としてしまった。早速、事務局にメールで問い合わせてみたが、ペアエントリーは申告タイムの遅い方に合わせて一緒にスタートするそうで、その「ペアエントリーのルール」及び、申告に見合ったスタート配置をしているのでスタートブロックの変更は不可能であることの返信を頂いた。そもそもこちらの理解不足から生じているので、要望が了承されるようなことがあればいわゆる神対応であり、事務局スゴッ!!てことになるのだが、そんなことはなかった。丁寧な返信を頂いただけでも感謝すべきか。

 この現実を受け入れるのに葛藤した。3万人が参加するマラソン大会で後方からスタートするという経験はナイが大体おおよその想像はつく。そして事態は追い討ちをかけるように、大会の2週間前にペアランの相方である家内が故障してDNS濃厚となる。
 ーまったく、なってこった。
 ペアでもないのに1人Gブロックからスタートする。出走自体を止めようかな・・・。葛藤が懊悩に変わる。
 一方、肝心なコンディションは良好。ほぼ予定通りのトレーニングをこなし、走力に手ごたえを感じ、懸案である体重も(若干)落としてレースを迎えた。
 なんであれ、もうこなったらやるしかない。状況に応じて力を尽くそう。そんな
ふうに心を決められたのは会場に向かう地下鉄の中でのことだった・・・。

 その当日。
 am5時半起床。起き抜けにコンビニおにぎりを頬張り朝食を済ます。7時過ぎには宿をチェックアウト。
 気温は8℃と寒い。いつものランニングの装備に100均であつらえた雨具上下を身につけて目的地へ向かった。宿泊の大国町から地下鉄で大阪城公園、森ノ宮駅まではおよそ30分。大会に参加する度に感じるのだが、思いのほかランナーの姿は多くはない。僕のスケジュールはきっと遅いのだろう。

 大阪城公園に到着。荷物預かりの締め切り時刻があと10分(つまり8時まで)であることをアナウンスしている。僕らは急ぎ、駆け足で運搬トラックへ向かいギリセーフで荷物を預ける。
 公園に仮設された立て看板の案内に従い、周囲をキョロキョロと観察しながらスタートブロックへ向かった。場内はランナーだらけで混雑しているのだが、それぞれ目的の方向へ進んでいるせいか整然とした流れがあり、レース直前の静謐さえ感じられた。それでもこのスペースに3万以上の人々がひしめいているワケで、たとえば要所の仮設トイレには長蛇の列、号砲の10分前となると指定ブロックに関わらずに最後列に回されるというのに、最後尾の方は用を済ませられるのかと心配してしまうボリュームがあった。

 DNSの家内は半ば強制的に整列からスタートラインまで僕に付き添うことに。彼女の私服にゼッケンという格好は、中途半端な仮装みたいで違和感たっぷり。だがそれを口にした途端、ダッシュで立ち去られると思ったので、それには一切触れないようにした。

 スタート20分前、僕らはブロック内に整列する。Gブロックは大阪歯科大付属病院の前。上り坂の途中に整列しているせいでスタートゲートの方は一切目視できない。
 時折、強い冷たい風が建物の間を吹き抜けた。防寒装備をしている僕は比較的平気だったが、となりのランパンランシャツ、気合十分のいでたちのランナーさんは両腕で肩を抑えるようにして震えている。天気予報は曇りのち晴れ、予想最高気温は13℃と絶好のランニング日和気温ではあるが、待機時間の対策は忘れてはならない。レースはスタート前から始まっているのだ。

 一通り大会諸般のアナウンスを終え、オンユアマークの声の後、予定通り定刻9時にスタートの号砲が鳴った。大歓声と共にじわじわと群れの移動が始まる。
 スタートラインに到達するまでに11分。家内に別れを告げる。
 なかなかのスロースタートだった。前のランナーの隙間を縫う、行き場を失う、また隙間を見つける。幾度も繰り返す。入りの1kmは5分20秒。以降もなかなか5分を切れない。モヤモヤする気持ちを抑えながら玉造筋、千日前通とランナーの大群の中を縫うように走った。(5km 25分59秒)

 微妙に5分を切れないまま、なんばの交差点を右に折れる。なんば最初の右折、御堂筋に出た。スタートしてからずっと沿道の観衆や声援は途切れることはないのだが、ここ御堂筋に来てさらに声援がパワーアップし、僕らはまるで歓声の中を駆けているようだった。
 道の幅員は広くなりプレッシャーは軽減したがルート確保は容易ではない。それなりに進める場面もあるのだが、ペーサーを中心にした集団や、併走するランナーがいるので右に左へとまるでステップを踏むように蛇行して前を捌かなければならなかった。ランナーの隙間を縫う、行き詰まる、そしてまた隙間を見つけるを繰り返した。時折前方に目を向けると、行く手の先々すべてがランナーで埋め尽くされていて、ため息が出そうになった。
(10km 51分10秒、15km 1時間16分8秒)

 2度目のなんばの交差点を右折したところでようやく道が開け、一定のペースで走れるようになった。前を塞ぐものはなにもない。気持ちよくペースを上げに掛かる。
 19km大正橋の手前、それは平坦コースが僅かにうねりだすところ、ベージュの作業着に白いヘルメット、腰には安全帯、踏むたびにジャラジャラと音を立てる重たそうな工具を身につけ、足元に目を落とせばご丁寧に安全靴という、まるで電気工事の職人の格好をしたランナーと並走する。4分50秒を切るぐらいのペースだったと思う。近頃海外のマラソン大会で話題なった日本人が扮するサラリーマンランナーの職人版だ。
 すると、つかさず横から別のおじさんが、まぁ僕も同じおじさんだけど、その職人ランナーさんに「これから現場?」と尋ね、「ハイ、とてもいそいどるんです」と彼。さらにおじさんは「やっぱり現場は新潟?」と返してきた。
 思わぬフリに吹き出しそうになりながら僕は無言で右手を上げて彼らにアピールした。レベルが高い。ものすごく嬉しくなる。ザッツ、オオサカ!新潟からレースに来た甲斐があったというものだ。

 京セラドームを望み、先へ進むと道幅が狭まった。再びペースの違いからプレッシャーを受ける。焦りは禁物。気分転換に早めのジェル補給をする。
 折り返し、大正橋に戻ると再び道幅は広がりランナーはばらけた。気がつけば眼前のランナーのゼッケンの頭文字にCやDが多くなっている。体力温存、あまり多くのことを考えないようにして、なんばの交差点を目掛けてペースキープする。
(20km 1時間40分45秒、25km 2時間5分25秒)

 高速道、高架下を進んでいるせいだろうかGPSのラップはバラついた。気分良く走れているのであまり気にすることなかった。ただ1kmごとのラップは確認しながら走った。
 気がつけば28km、そこでふと我に返る。あと14kmか。そう思ったあたりから好調はピークを打ち、下降線に入ったのかもしれない。僅かに苦しくなってきた。楽にキープできていたものが、気を抜くとペースダウンしそうになる。
 フォームに気を配り、力み過ぎないよう、とにかく楽に走ることを優先した。先は長い。けれど心なしか脚が重い。疲労の影がゆっくりと忍び寄ってくる。
(30km 2時間30分25秒)

 32kmを通過してあと10km。前回、この少し左に折れる緩やかなカーブで右の靴ずれが気になり出したことを想い出した。かつてなく巨大な靴擦れが出来ていてびっくりしたものだ。
 5分キープがギリギリになる。いや、頑張ればなんとか、けれど先が不安だった。
 疲れてくると、頑張らなくてもいい理由を見つけようとするものだが、ハナから後方スタートで仕方ないだろうという理由が頭を巡る。それでも順調にここまできたのだ。諦めずしっかり走ってやろうと強く思った。

 フラッシュバックするいくつかの風景や声援。
 何度見たか判らない黒と黄色のドンキホーテさんのロゴ、スーパー玉出さんの巨大看板、「残り10km!まだ先は長いから慎重に!」は去年も同じようなところで聴いた台詞。
「フルマラソンは42.195kmのレッドカーペット!」これは30km手前だったかな。
「苦しいのは気のせい」定番だな。
「あともう少し(嘘)」笑えない・・・。などなど記憶にフックすることはいくつもあったが、時系列には並べられない。

 ニュートラムの高架下の直線は殊更に長く感じる。高架側は走ることを諦めたランナーが、歩道には声援を送る人々で埋まっている。
 もう前が詰まるなんてことは全くなく、ランナーの背中に追いつき追い越し続けた。刻んでいるラップの割りにスピード感があり違和感を感じた。(35km 2時間55分45秒)

 終盤の難関、南港大橋を越え、港のヤードが散見できるコースに入る。ゴールのインテックス大坂は近い。
 残り4km。38kmを過ぎた辺りから脳内でカウントダウンが始まる。緩めずしっかり脚を動かそう、それだけを念じる。
 40km、最後のエイドはパス。今回唯一パスしたエイドとなった。水分を補給するとペースがが緩みそうに思えたからだ。
 あと2km。いつも練習しているコースにたとえると、こんなんかなー、あんなかなーと想像する。
 わずかにコースがうねる。下りも上りも辛い。しばらく進み右折する。すると残り200mと記された大きな横断幕が現れ、その向こう側にフィニッシュゲートが見えた。

  フィニッシュゲートをくぐり、青い計測マットを越えたところで回れ右、僕はコースに一礼する。3度目の大坂マラソン、完走タイムは3時間32分17秒だった。

ゴール手前、名前を呼ばれキョロキョロする

 このあと普段、筋肉痛にならない脚の部位が筋肉痛になったことに気付いた。3日経った今日もその痛みは変わらない。
 今年最後のレース、僕にとって17度目のフルマラソンがもたらしたもの。それはこの筋肉痛とスタートから1万人以上を抜いたことだった。
 また来年、大坂を走りたいと思う。(了)

2017年11月26日日曜日

トレーニング17.11.19~11.25

 日曜は大阪マラソン。当選してからずっと今年の終着点はこの大阪と決め、9月の佐渡トラ以降ランニングに注力した。2ヶ月とちょっとの期間、ここに至るまでは容易ではなかったが、よい具合に仕上がったと思う。恐らくはなももを走った今年の3月よりも。直近のトレーニングを当時の内容と比較すると明らかで、なによりトレを楽しくやれていることがそれを示している。
 目標は4:50分/kmを上回るラップで走り抜くこと。ただしGブロックからのスタートになるので前を上手く捌くけるか如何だ。前半のプレッシャーエリアを上手く切り抜けパフォーマンスを発揮できるよう願っている。

 これでようやく今年のエントリーレースにピリオドを打つことができる。現状トレーニングは目標の8割ぐらいはこなせているし、総量と質を押し上げたことで、もっと負荷をかけたトレーニングに挑戦できそうな気配もある。大阪が終わったらレペ期として暫くトレをお休みしようと考えていたが、この状態を逃す訳にはいかない。次月はノーレースだがメリハリをつけ、引き続きスピード強化メニューに取り組む。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : 日曜はレース、コンディショニング。

日 ロード11km 霙&強風のなかを前日の疲労抜きで。
    スイム1,000m 200m,100mインターバル。この日も往復コースが思うように使えない。

月 夜 ペダル練40分&筋 心拍140程度をキープ。

火 ロード8km ジョグ。

水 ロード10km アップ2kmからレースペース6km走4:57,50,44,37,37,40,ダウン。
    スイム1,000m 500m・9:10,筋,500m・気持ちよく。

木 夜 ペダル練30分 寒いのでランはお休み。

金 レスト 業務都合のため。

土 朝 ロード5km カブトヤマトンネル12往復、上りは流し。いざ大阪へ。

【 11/25までのトレーニング(km) …Swim6.4  Bike23(44)  Run223】

2017年11月20日月曜日

トレーニング17.11.12~11.18

 大阪マラソンはGブロックからのスタートだということが先週明らかになった。号砲からスタートラインを跨ぐまで恐らく20分は掛かるだろう。そして、コースは玉造筋に向かい右折するところで幅員が狭まり、Bブロックでも足踏みしてしまうほどだから、スタートから相当なロスが生まれるはずなのだ。
 ショックで立ち直れない。
 早速、事務局にメールして変更の可能を確認するがペアマラソンのルールですのでと一蹴。ペアで申し込みしたけれど一緒に併走するペアと同じくらい、それぞれに走るペアだって大勢いるだろう。家内は4時間半の走破タイムを登録した記憶があるが、それにしてもGブロックとは後方過ぎるのではないのか・・・。
 2度メールでやり取りをするも、定型通りの文言で構成された文章は空虚で味気ないもので、予想通りGブロックからスタートすることに1mmたりと変化することはなかった。
「大阪が人生最後のマラソンじゃないんだから、楽しんで走れば?」と悟すエンジェル。
「新潟からわざわざ大阪まで脚を伸ばすんだから、考慮してくれてもいーじゃん運営!」といきまくデビル。
「Gブロックでもなんとかなるよー」と微笑むエンジェル。
「もうトレも適当にやっちゃえばぁ」と投げやりなデビル。
  更に更に、一緒に行く家内は故障してしまい、いまの症状ではレースに参加できないだろう。様々な楽しみが激減するビハインドの大阪マラソンは来週日曜である。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : TGペースでロング走

ロード16km 前日の疲労感大でSJ。終了後の生2杯で夕方まで落ちた。素晴しき哉、休日。

月 レスト 軽くジョグをと思っていたが疲労蓄積。両脚がカチンコチンなのでお休み。

火 夜 カブトヤマ5km 12往復坂ダッシュ。心拍150目標。
    ペダル練少々 心拍130キープ。

水 体育館73周14km&筋 アップそこそこでTG55秒/周で12km。心拍最大155〜158疲れた。

木 体育館58周11km&筋 気持ちよく走る。ラスト10周は55秒/周、心拍最大150。

金 レスト

土 体育館99周19km アップからレペして53秒/周で18km。気持ち良いところで終了、仕上がった。
        スイム1,000m 両脚のケア、アップ,S,K,100m,200mなど

【 11/18までのトレーニング(km) …Swim5.4  Bike23(44)  Run189】

2017年11月13日月曜日

トレーニング17.11.5~11.11

 10月のスピード練習は走行距離に対して2割程度。今年3月のはなもも(シーズンベスト)の時より1割減。走行距離にして40kmほどいわゆる質の高い練習が出来ていない。この辺を勘案しつつ距離でなく内容重視で今週、来週とトレを積もう・・・。と考えていたがなかなかどうして、上手くことは運ばないもので火曜のトレ以降体調を崩してしまい平日は至って軽めの内容で週末練に突入となった。
 ここから右肩上がりに能力が上昇することはないけれど、確実にやれることを確認しながらコンディショニングに専念しよう。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : TGペースでロング走

日 五頭登山10km 登り2時間半降り1時間半。総工程5時間。
    ロード15km 5kmを過ぎから身体が軽くなりその感覚は最後まで。しかし終わってみると疲労大。

月 レスト

火 朝 ペダル練&筋 25分ペース走、筋トレ全種
     夜 ロード10km アップから6kmTG走。体は軽く反応よし。何だかやれそうな気がした。
        スイム1,000m&筋 500m9:03,9:30の2本,筋トレ全種

水 朝 ペダル練 25分タバタ。夕方から体調すぐれず夜はレスト。

木 ロード10km&筋 体調不良を引きずるもなんとかこなす。

金 ロード11km 心拍130からラスト140へ。翌日のTG走に備える。

土 AM ペダル練
    ロード26km アップからレペ。4:50狙い20km風が強く軸がブレる。ジョグで5km

【 11/11までのトレーニング(km) …Swim4.4  Bike23(20)  Run124】

2017年11月7日火曜日

ツバキ日記 ’17.11.6

 11/3はツバキさん1歳の誕生日。この日の朝は4人と1匹で朝食を兼ねたピクニック。途中ランニングするヒグマサさんにお会いして、ツバキさん、得意の飛び掛りでごあいさつ。
 みなでお散歩してからのお誕生会。かぼちゃとサツマイモで作ったケーキでお祝いです。
翌朝、彼女のう〇こは形状こそ違えどまったく材料がまんま出てきてました(笑)

なぜか様子を伺っている時の表情(笑)

2017年11月6日月曜日

五頭登山のこと '17.11.5

 スタートこそ曇り空で覆われていたが、5合目に到達する頃にはすっかりと秋の高い空が広がっていた。
 僕ら6名はやまびこ通りから五頭登山道へ入り、5合目の烏帽子岩からの眺めに歓声を上げる。少し靄がかかり、全くのクリアではないが左手には弥彦に角田、そして秋葉に阿賀野川、右手のは東港を眺めることが出来た。

 7合目あたりで賑わう紅葉は8合目あたりから葉を落とし、9合目に差し掛かるともうほとんどと言っていいぐらい枯木立の灰色の林になる。落ち葉のマットが敷き詰められた山道の傍に、ちょうど腰丈ぐらいに群生する椿の木々に陽光があたり、油分を含んだ深い緑の葉に特別な逞しさを感じた。葉先にはひとかけの蕾をたたえ、周囲とはまた別の準備をする姿にしばし目を奪われる。

 五ノ峰はいくつもの岩と裸の土からなる褐色の頂上だった。6合目あたりから疲れたぁ〜を連発していたウチの小3♂を始め、僕を含めた大人たち全員がその360度のパノラマに圧倒される。これぞ登山の醍醐味。ここに至るまでのプロセスが報われ、疲労はリセットされる。
五ノ峰から見渡す。

撮影中。


 頂でそれぞれ持ち寄った軽食で小腹を満たす。僕は準備したジェットボイルで湯を沸かしコーヒーをドリップして皆に振る舞い、ソファさんの手作りケーキやビスケットと共においしくいただいた。何事にも代え難いひととき、風が冷たくなければ尚良かった。

 元気なトレラン女子らと♂小3を先頭に、僕らは四ノ峰、三ノ峰、ニノ峰を訪れ、一の峰では地元の方から、そこから見渡せる山々をガイドしていただく。条件が揃うと磐梯山、鳥海山までもが見えるらしい。
 雪化粧した飯豊が五ノ峰で見たときよりクリアにその姿を現し、来年はぜひ挑戦したいものだと思った。
 登りで2時間半、降りで1時間半、全行程おおよそ5時間の秋空の広がる五頭登山でした。
 参加した皆さんおつかれさまでした。またね!

トレーニング17.10.29~11.4

 先週のトレで左の脹脛(ふくらはぎ)に肉離れを発症した。シティ後から練習量を増やし、課題のスピード練を定期的に入れていたので、いずれはこういう事が起こりうる状況と言えばそれまでなのだが、頭で描いていたプランに身体がついて来れなかった。
 すぐにテーピングで患部周辺を圧迫固定し負荷をかけないように過ごす。幸いにも軽いもので済み、これを記している今はなんともないが、当初1,2週はランを休まなきゃならないのかと思うほどだった。
 そんな10月は久々に月間走行距離を350kmを超えた。履歴を振り返ってもそうはない内容だ。モチベーションが上がり単純に一回あたりに走る距離が増え、それを積み上げた結果だ。伸ばしたいスピード力が向上したのかと問えば、ウーンと腕組みして空を仰ぐのだが今月こそスピード重視で距離を踏み、月末の大阪に繋げたいのものだが、それは果たして…。なにはともあれ今は走っていると、とても楽しい気分でいられるのでとにかく走る!

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : TGペースでロング走をと思っていたがケア中心に。

日 つなぎ走15km 雨。みなとトンネル走5往復、脹脛が痛い。肉離れだ。

月 レスト 業務都合。移動距離700kmオーバー。

火 20km走 左の脹脛の様子を見ながら5分30秒、距離を踏むと痛む。

水 朝 ペダル練&筋トレ たいしてやってないけど気持ちよく発汗。脹脛のケアが必要。
  夜 スイム2,200m 500m9:20,9:10,9:00の3本,筋トレ,k500,ドリル,全力泳。

木 レスト 宇賀田さんを囲む会

金祝 サイクリング23km 親子deサイクリング
         3時間走30km 夫婦deランニング

土 スイム1,200m キック,ドリル,筋トレ,全力泳。前日のケア、親子deスイミング
     ペダル練50分〜ロード走12km。
     ペダルはケイデンスキープ。ランはジョグからビルド走。前日の疲れが濃い。

【 10月のトレーニング(km) …Swim5.4  Bike110(80)  Run361】
【 11/4までのトレーニング(km) …Swim3.4  Bike23(20)  Run42】

2017年10月30日月曜日

トレーニング17.10.22~17.10.28

 28日(土)新車が納車された。僕のではなく♂小3のMTBだ。
 彼にとっての忘れた頃に届いた誕生日プレゼント、トレイルボーイ24。

トレイルボーイ2018。フォルムがとてもかっこいい!!
 早速サイクリングへ出かけたいところだがビュー福島潟の駐車場でブレーキング、8の字走行、左右の曲がり方など基本動作をレクチャーする。今までの自転車よりずっとスピードが出るので、基本動作はしっかりマスターさせたい。
 福島潟放水路を周回しながら左右へ曲がる際の身体の使い方や脚の位置関係を確認。最初はかなりぎこちなかったけれど、減速せずにすっとカーブできるようになると、その疾走感がたまらなかったようで大きな歓声が上がった。

 新しいギアで未経験の感覚を獲得する。それはヒトの本能に直接的に働きかける。
 息子の姿を見ていると、僕自身が初めてロードバイクに跨がったときのことや、自転車にまつわる大昔の記憶が思い起こされる。
 僕が中学生になり、通学用のサイクリングの自転車をあてがわれた時、それまでの行動範囲が格段に広がり、さらに遠くまで行けるようになったことは忘れられないし、実際にそういうことを何度もした。それから20年以上経過して、ロードバイクに乗り、もっと遠い距離を走るようになった。男の子にとって自転車に跨ることは通過儀礼みたいなところはあるが、結局あの頃の延長上にいるだけなのだなぁと思ってしまう。

いつかの写真と同じアングルで。

 二人で福島潟周辺を小1時間近くサイクリング。距離にして20km弱。この日の景色は♂小3にとって、どう映りどう記憶されるのか。とても楽しみだ。

 さてトレーニング。
 速く走るにはつくづく技術が必要だと思う。能力の高いランナーに質問をしてレクチャーを乞うのだけれど、単純な動作にみえて、実は無数の細部が全体を構成しているのでズバリ核心部だけを抽出するのは難しいようで、皆それぞれに表現の仕方が異なる。
 記憶にとどまるいくつかを自身の走法にフィードバックしながら様子を図っている。距離も久々に踏めているのでこのままいきたい。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : スピードトレ

日 朝 坂ダッシュ&ジョグ10km 雨天、選挙で体育館は不可。兜山25往復&10本ダッシュ
    ペダル練30分 負荷を上げてペース走
        午前からお昼にかけて県縦断駅伝ボラ

月 朝 ペダル練25分 気持ちが乗らないので楽負荷ペース走
     夜 つなぎ走14km シティ以来々のみなとトンネル5往復

火 レースペース走15km 11km51分30秒。4:40ペース。前後ジョグ。

水 つなぎ走6km~スイム1,200m (500m9:20,筋トレ,500m8:50,筋トレ,ドリル)

90分走16km

金 レスト 疲労感大のため休養

土 朝 TG走14km アップ、レペから9kmTGでリタイヤ。朝メシ抜きの影響か?
    PM サイクリング少々
    夕方 TG走11km アップから8kmTG走。走行中、左の脹脛に痛みが発生、自重する。


【 10/28までのトレーニング(km) …Swim5.4  Bike110(80)  Run326】

2017年10月21日土曜日

トレーニング17.10.15~17.10.21

 このところ外気は15度を下回ることもしばしばで、めっきり冷えてきた。夜、ジョギングで汗を流し、信号待ちで立ち止まると一気に熱が奪われていくのがわかる。そんなふうに秋の深まりを皮膚で感じるこの頃である。ちょっと前まではまだどこかに夏の破片が点在し、あの陽光のきらめきや、抗い難い熱をすぐに思い出すことができたが、そんものはもうどこにもなくなっている。息が白く凍りつくのにはそう遠くはないようだ。

 近頃、僕の周囲では喉鼻の風邪が蔓延し、重症化、長期化する者が跡を立たない。僕は残り少ない健康体として奮闘していたのだが、先週の金曜辺りからついに病の侵食がはじまり、鼻のグズグズに喉のイガイガに悩まされている。
 トレーニングの支障にはなっていないが、久々に距離を踏めているのでつまらないことで尻すぼまないようにしたい。
  22(日)は衆議院選挙の投票、県縦断駅伝の開催日だ。駅伝は豊栄走友会の面々と共にボランティアのお手伝いを、そして選挙は有権者としての義務を果たそうと思う。

 選挙について一つ。相変わらず目先のことばかりで、例えば、本来捨てては置けないハズの日本の借金について語る方がぜーんぜんいない。経済も国防も実は全てそこに端を発し、日銀の国債購入という禁じ手はいつか必ず痛い目に合うと思うのだが…。
 そんな天下国家を語れる骨太のリーダーを求めたいと思っていると、先日、近所に小泉氏が候補の応援にいらっしゃたようで、彼の姿を目の当たりにした方の又聞きの又聞きでしかないのだが、物腰やお話の仕方が堂々としており、大いに人を惹きつける人物であるとのことであった。
 彼に関する記事は率先して目を通すようにしており、農政についての彼の取り組みと、本人の総括にはとてもを好感持った。有望な政治家の1人であるが、このままだときっと、彼がババを引かざるをえないのかもしれないと思うと勿体無い気がしてならない。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : スピードを意識したランニング

日 AM サブ4ペース中距離15km サブ4ペース、途中ハンガーノックでリタイヤ。

月 完全レスト 夜 食事会

火 朝 ペダル練30分&筋トレ 目標負荷60-60×5本、5本目に死亡。
    夜 TG走13km 10km5分走,後半4km4:50。丸2日の休養で疲労回復。
        スイム1,000m&筋トレ 500m 9:20,筋トレセット,ドリルなど

水 朝 ペダル練30分&筋トレ 目標負荷一定走。前夜の疲れアリ。
    夜 つなぎ走12km 

木 PM 90分走17km~スイム1,000m&筋トレ 授業参観にて有給

金 夜 つなぎ走8km

土 朝 ペダル練30分&筋トレ 目標ケイデエンスのペース走。この日はモチがイマイチ上がらない。
     PM TG走ロード14km 10km5分走

【 10/21までのトレーニング(km) …Swim4.2  Bike93(64)  Run240】

2017年10月15日日曜日

トレーニング17.10.8〜17.10.14

 大阪マラソンの前にエントリー可能な大会がないか検索をする。10日締め切りの五泉紅葉を見逃してしまい、翌日、伝手を使って試みるが無理との回答が…。
 胎内マラソンの事務局にも電話をして、なんとかなりませんか?とお願いしてみる。確認のうえ後日ほど連絡となり、期待したもののやはりこちらも無理。尽力を頂いた皆様、大変ありがとうございました。
 なにはともあれ、日曜の新潟シティからモチベーションがぐんと上がっているので、この気持ちを維持しながらトレに励もう。
 練習で自分の限界値を超えるというのは、そう多くできることではないけれど、閾値の外をいくような仕掛をして挑みたい。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : フルマラソン後のケア

日 AM ロード8km コンディショニング目的のスロージョグ

祝月 新潟シティマラソン 3時間47分02秒(NET)

火 レスト

水 朝 ペダル練30分&筋トレ 目標負荷&ケイデンスのペース練
    夜 ロード10km アップからジョグ、ビルト。
           スイム1,000m&筋トレ (500m×2 9:30.筋トレセット,50mドリル)

木 夜 ロード16km 久々に音楽を聴きながらのジョグ

金 夜 ロード12km 普通にジョグ

早朝海釣りからのバイク練50km 月岡〜290号線、村杉の坂×2
    夕方 ロード11km スロージョグ

【 10/14までのトレーニング(km) …Swim3.2  Bike93(36)  Run161】

2017年10月11日水曜日

新潟シティマラソン2017のこと ’17.10.9

 今年から大幅にコースレイアウトはリニューアルした。大雑把に言えばビッグスワンスタジアムから市の中心地へ向かい、海岸線、次いで信濃川の河川敷を経由しながら新潟市陸上競技場へ向かうのである。

 辛いけれど、そこそこ頑張って継続できるペースで、どこまで我慢できるかという専らのテーマに基づいて今回もチャレンジした。
 しかし、走り終えてみれば3時間47分という、計画に対し20分以上オーバーする結果となった。残念な結果はこれで3年連続。自慢できることではない。大会に対する執着が不足しているのか、シーズン初戦の甘えなのか、うまく走れない。
 確かに新設コースの試走をやるぐらいの用意周到さには欠けていた。苦戦した「みなとトンネル」や「ふるさと村」を経由する河川敷などは、その対象だったと今更ながら思う。来年、また同じレイアウトならばこの辺りが重要なポイントになるのは間違いない。

 今年は20km付近で諦めてしまった。スタート前から体調がすぐれなかったことが全てなのだが、走り始めてしまえばなんとか挽回できると信じたものの、アウトプットされる走力は予想を下回った。 
 そんなレース中、多くの方々から声援を送っていただいたことは走り続ける糧になり励みとなった。
 NST前の豊栄走友会メンバーの応援に始まり、海岸沿いではアベタケ先輩、我が社のNさん、走友会の私設エイド。
 青山斎場付近では、家内の職場の方におっぴえ師匠。この2人からは大きな声で名前を叫んでいただき、その思いも寄らない声援に辛さがふっとんだ。
 30km地点の
関屋分水では待ち構えたような亀トラのTさんと笑顔のタッチ!力を頂く。
 つづく信濃川の河川敷ではかつて登山でお世話になったIさんから「とよさかっ!」と声をかけていただき、ふるさと村へ向かう途中ではバイクジャージを纏ったH澤さん、ペコわとさん、そしてAさんのトリオからエールのようなもの?を頂き、その直後、高架下でゲストの高橋尚子さんとハイタッチ。
 もちろん走りながら励ましあったり、声を掛け合ったランナーも大勢いて辛いけれど楽しかった。みなさん本当にありがとうございました。
 特に終盤。40km地点のフェマンさん率いる走友会のエイドを励みに、とにかくそこまでは頑張ろうと目掛けて向かったのだけれど、目印のオレンジ色の幟旗は見当たらない。・・・そんな失意のフェマンロスの中、ゴールを目指して走っていると、突然後ろから「ファィトっ」と黒い潟鉄サイクルジャージが現れる。なんとファイターズさんではありませんか!コレには驚いた、ホントにびっくりした。
 出来ればちょっと歩様を合わせて伴走してくれても良かったのに…。遠ざかっていくその背中を目で追いかけながらフィニッシュ。ゴールで回れ右してコースに一礼した。

 シティマラソンはいつも僕に示唆してくれる。初マラソン、猛暑、降雨、さらには途中棄権を考えさせられたりと、常に経験の場であり先生でもある。
 今回この結果に至るプロセスを振り返り、次走の大阪への決意を新たに盛ることが出来た。フルマラソンは甘くない。やらべきことをやらなけれれば結果は得られない。甘く見ていた。過信していた。なので納得いく走りこみをしよう、なんとかレースもいれちゃおう。次走で挽回だ。そして来年、謙虚な姿勢で新潟シティに臨み、このコースで力を出し切れるよう成長せねばと思うのである。

 それから、もうひとつ。マラソン当日のお昼と夕方の国営放送のニュースで約2秒ほどの間、僕の走る姿が映っていた。萬代橋を通過する場面、ちゃんと走っている姿を確認してホッとした。これを発見、知らせてくれたアベタケ先輩に脱帽。ありがとうございました。
 というワケで待ってろよ、新潟シティ2018!また楽しんでやるからな。(了)

フェマンスポーツ撮影。ヒデちゃんと
グリコポーズ。

2017年10月8日日曜日

トレーニング17.10.1〜17.10.7

 1日の10kmマラソンで久々に43分台を!と意気込んで臨んだのだけれど、案外な結果にしょぼくれそうになっている。
 スピードを上げられないものかと試行錯誤して、股関節の稼動域にフューチャーし、なんとなく糸口がみえてきただけにショック。そう簡単に速くはなれないのか。
 一見して関連のなさそうな物事が、日頃熱心に取り組んでいる物事とつながり、今まで気がつかなかったような思わぬ発見や発想が生まれることがある。英語では「セレンデピュティ」と表現する。
 スイム、ランの2種目を継続的にトレーニングすることで、ランニングに「セレンデピュティ」的な化学反応が起らないものかと期待しつつ、さらに一方では堅実に身体を作っていく為にプランク、スクワット、ジャンプなどの筋トレを取り入れている。一般的に筋トレの効果は3ヶ月と言われ、しかも可逆的トレーニングの為、すぐ結果には繋がるものではないが筋力的弱点を積極的にカバーしていきたいと思っている。

 さて、祝日の9日は新潟シティマラソンだ。狙いのペースは4:50/km。前半は55秒、終盤は45秒台のネガティブ走で走破狙う。
 佐渡トラB、市陸リレー、走友会キャノンボール、湯沢ハーフ、秋のマラソン大会というローテーションからのフルマラソン。果たしてこれで大丈夫かな?

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : 新潟シティマラソンに向けて

日 新津秋のマラソン大会10km 44:53
    バイク自走 自宅~会場 46km
    ロード 12km スロージョグ

月 アクティブレスト 夜 ロード&カブトヤマラン6km

火 朝 わんこの散歩からのペダル練&筋トレ
    夜 スイム1,700m (300up,500m×2 8:45.8;55 筋トレ,ドリル,25m全力泳)

水 朝 ペダル練35分 目標ケイデンスペース走
    夜 ロード13km ジョグ、ペースアップ、スローいろいろ

木 アクティブレスト 夜 スイム500m+ドリル泳&筋トレ

金 夜 ロード11km アップから6kmTG走。以降ジョグでコンディショニング。

土 AM ペダル練35分
    夜ロード10km

【 10/7までのトレーニング(km) …Swim2.2  Bike43(26)  Run62】

2017年10月3日火曜日

新津秋のマラソン大会(10km部門)のこと ’17.10.1

 受付開始の8時半を過ぎた頃、会場の新津第三小学校の体育館は7〜8割程度は埋まっていた。
 様々な年齢の成人ランナーに、体操着を着た小中学生らが入り混じるという地区のマラソン大会らしい賑わいを感じさせる。

 受付で係りの方に自分の名前を告げると、布製のゼッケンナンバーと両面印刷のわら半紙刷りの大会要綱を手渡してくれる。
 メラミンの長机には大小様々な安全ピンが入っている缶が置いてあり、ゼッケンをそれで留めてね、どうぞご自由にとあるので僕らは好きなのを選択する。またその横には同じように参加賞である「花の種」も置いてあった。

 そんな昔か変わらない方法で運営されるこの大会の参加費は¥1,000也。このリーズナブル感が僕を魅了するのだけれど、実は、県縦断駅伝の予選会も兼ね備える少数精鋭のマラソン大会なのでもある。


 会場では思い寄らず、いろいろな方々とお会いすることが出来た。
 チームバナナのぐるぐる練でご一緒した快速ランナーさんに声を掛けられたり、ご存知ヤンバラーズの面々、ときランのHさん、そして先週に引き続きわれら走友会のF井&Kさん。さらには職場のビルの同フロアの見知った方。そして、もっとも感慨深かったのは新津走友会の方から、6月の生涯マラソンのお礼を述べられたこと。待機時間を飽くことなく過すことができた。

 スタートの10分前、グランドに集合してゼッケンナンバーの点呼、確認を行ったあと、石灰で引いた白線と三角コーンで仕切られたコースのスタートラインに、銘々が整列し号砲を待つ。
 茶色の土のグランドには、秋を思わせる柔らかな陽射に風が吹いていた。

 オンユアマークの声の後、号砲が鳴った。
 皆についていくようにグランドから小学校の周辺を通り、田園の広がるコースへ出る。辻に立つ誘導スタッフの指示に従いコースをなぞる。
 4:13,4:15,4:28,4:30,4:38で前半の5kmを折り返し、4:35,4:41,4:45,4:45,4:08でフィニッシュ。
 ラスト1kmは小学生に入り混じってゴール。フィニッシュラインを超えた後、肩で息する小学生に、ありがとうお陰で最後まで頑張れたよ、と声を掛けると、ニコッっと笑顔を貰った。手元の時計でぎりぎり45分(44:53)を切ることが出来た。

 実際7km通過で44分台を諦めかけていただけにラスト1kmが全てだった。全体を通してしっかり走ったつもりだったが存外の結果であることは否めない。バイク自走で現地へ向かい、アップは万全だったのだが、これが今の実力と受け止めよう。
 まぁ、成績はともあれ、なんとも清々しい秋晴れのマラソンだった。また次回!

2017年10月1日日曜日

トレーニング17.9.24〜17.9.30

 ランニングについて考えるとき、いくつかキーワードが頭に浮かぶ。
 5分/kmペースでもジョグ感覚、5分半/kmで走っている方が疲れてしまう、走っている後ろを見るとシューズの裏がしっかり見える、蹴り上げたヒザ下がハムに届きそうなぐらい上がる…。
 僕のランニングとの相違点として疑問となり、これらにもっと速く走るヒントが隠されているのではないかと考え続けている。

 それはあてどない探求の旅のようだ。
 市民ランナーの多くが手にする教本の数々、教室(アランゼミ)でのフォームの勉強、どれも理屈や原理は理解できるのだが、それら実践から受ける印象はある種の作法のようで、僕にとって画期的にスピードが向上するとか、かっこいいフォームに見えるとか、わかりやすい変化に置換されることなくこれまできている。
 例えば二軸走行や重心の真下着地までのプロセス、それから地面からの反作用、下半身動作を司る理想的な腰のポジションなど、どれ一つ間違ってはいない。どれも速く走るために充足しなければならい条件なのだ。ただ僕の身体動作の実践において、先に述べたように一連の動作をつなげても今ひとつ結果や成果を感じ取れない、ピンと来ない、何かが足りないなぁーといつも首を傾げていた。
  そんな状態で時間は経過していた。これらを総動員し続ければ、いつか約束の地へ辿り着けると信じていた。しかし、先日の佐渡トラのフィニッシュの自分のランニングの姿を見て愕然とした。
 僕の思い描いていたフィニッシュシーンは、当然最後はかっこいいランニングフォームでスパートを決めていたハズだったのだが…。
 何としてもそれぞれの動作テクニックを結ぶ「何か」、足りないパズルのピースを見つけなければ!
 で、前置きは長くなりましたが直近のテーマは「股関節とハム」をテーマに思考錯誤しながら走っています。まだまだ探求の旅は続くのです。

 次の日曜は新津秋のマラソン大会に参加する。一年ぶりの10km走。アップも兼ねてバイク自走で会場へ向かう。そしてその大会のあとに余力があればシティ対策としてLSDでも出来れば最高だ。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : 新津秋のマラソン大会に向けて

日 湯沢コスモスハーフマラソン 1時間42分40秒(NET)

月 アクティブレスト 朝 ペダル練25分 前日の回復トレーニング

火 朝 ペダル練25分 ペダルの作用反作用、90-60など入れ緩急を付け。重心の置く位置のこと。
    夜 スイム1,500m (500m×2(各9:00) ,筋トレ2セット,ドリル泳)
    左右の掻きのタイミングとストレッチタイムの姿勢や伸びを意識する。

水 レスト

木 朝 ペダル練25分&筋トレ 10分UPから90-60
    夜 ロード12km(up〜5分走。股関節から膝までを稼働させる。腹圧を入れ腰の位置を高めにとる)

金 夜 ロード12km 股関節を意識して気持ちよく走る。6割走。

土 朝 ロード10km スロージョグからリセットして5分半ペース、ラストは流し。


【 9月のトレーニング(km) …Swim10.1  Bike246(96)  Run202】