2015年1月29日木曜日

桐生堀マラソンに向けて。

 勝田、いわき、(東京)、古河、横浜、板橋…。1月末から3月中旬に掛けて、ぼくが出場可能の、言わば守備範囲のフルマラソンのラインナップだ。ただし括弧内のレースは毎年選択しているけれど、別の意思で決められてしまうので守備範囲内とは言い難いか。

 冬のフルにエントリーを始めたのは昨年2014年から。昨シーズンはいわきを前哨戦として、本命レースを古河に定めたけれど、まんまと当てが外れてしまい初戦が古河となった。今振り返ると、そのことが結果にどれほど影響を及ぼしたかは判らない。けれど幾つかの経験をした今としては、本命戦の前の試走は欠かせないと思う。
 今年は同じ轍を踏まぬよう、ステップレースとして群馬の「桐生堀ハーフマラソン」にエントリー。次いで古河、そしてGW直前の佐渡トキマラソンへ向かうことにしている。佐渡まで間隔が空いているので、短いレースを一つ入れようとも考えている。いずれにせよ心身ともにピークは佐渡に持っていくことをイメージしている。

 さて、桐生堀の走破タイムは以下の通り。勿論、自己ベストを狙っていくつもりだけれども、オフ期からここまでの全体的なトレーニング内容と調子を考慮しても、4分30秒ペースを長く保てるかは疑問だ。何はともあれ古河を意識したレース作りを心がけようと思う。

《 走破目標 》
  5km 23分40秒
10km 22分55秒 (46分35秒)
15km 22分30秒 (1時間09分05秒)
20km 22分05秒 (1時間31分10)
ゴール 1時間36分00秒

 ところで。異国の争い事が、緩やかにぼくらの生活に関わりを持ち、意識せざるを得ない状況になっている。 幾つかの命が組織の威信や大義によって弄ばれている。
 生まれた時代や国が良かったというけれど、それらを創造し、培ってきたのは先人たちの血や汗である事を忘れないようにしたい。そしてそれは同じように、ぼくらの後にも連綿と続いていくのだ。だからこそ今、この混沌とした世界で、ぼくらは全力で生きるしかないのかもしれない。
 

2015年1月26日月曜日

トレーニング '15.1.19〜1.25

1月4週のトレーニング
テーマ : 先週同様、長距離走とポイント練習

月 カブトヤマ 5km(坂道ダッシュ15本 5km 30分)
火 ロード 13km 70分
水 休養日
木 休養日(新年会)
金 スイム 1,900m(キック200m プル600m クロール1,100m 60分)
     体育館 10km(ジョグ5km 30分、筋セット15分、トレミ 5km 25分)
土 ロード 21km 120分走
     スイム 1,900m(プル1,000m クロール400m 50m×6 100m×2 70分)
日 港トンネル、ロード 21km 120分走
     スイム1,000m(クロール、ドリル700m、50m×2、100m×2 60分)

今週の振り返り

 木曜は会社行事の新年会。ならばそれを踏まえてトレーニングをしようと意気込みつつ、いつもなら休養に当てる月曜に森厩舎張りの坂路調教(古い話でスイマセン)。
 負荷が大きいうえに、路盤はインターロッキングで硬い。故に股関節や大腿部にダメージが大きい。今回は水曜まで回復が感じられなかったので、連休を入れて週末練習に集中することに。

 土曜は天候に誘われてLSD。福島潟を周回し新井郷川をトレースする。キロ5分40秒ぐらいで、のんのんずいずいと進む
 帰路につくためにいつもの坂路調教コースを通りかかると、大学生の部活と思われるランナー達がトレーニングをしていた。坂道ダッシュではマネージャーが大声で時計を読み上げ、一人一人のタイムを測定している。ぼくは頑張っても25秒がいいところを彼らは20秒を切っている。ぼくは何食わぬ顔で通過しながら、若さを羨みながら自身に焦りを覚えるのだった。

 日曜は久々の走友会練習。今週こそ30km走、できれば島2周をと思っていたけれど、途中雨に降られてしまい、海側トンネルへ逃げ込んだ。結局島1周とトンネル2周で終了。自宅に到着して、車から降りると四頭筋が怠く階段の上り下りも辛い。お昼の休憩を挟み、アイシング効果を期待してプールへ。気持ちよく泳いでこの日のトレは終了。
 なかなかテーマに沿えずにいる。気合不足だな。

1.25までの走行距離…ラン240km。
       今週のトレ時間…10時間

2015年1月19日月曜日

スイミングとぼく。

 週に2,3日はプールに足を運んでいる。ようやく習慣化して時間を割くのが苦でなくなってきた。水の中はとてもリラックス出来るので、ぼくにとってスイミングはトレーニングの良いアクセントになっていると思う。
 まだ発展途上の身ではあるけれど、スイミングの里程標として、ここで今に至る経緯を記しておきたい。そう遠くない未来に、何かの拍子で振り返ることができるように。
 
 トライアスロンに出るために、スイムの技術的なことは棚上げして、ウエットスーツをオーダーしたのが今から2年前。その前後あたりからプールには足を運んでいた。
 はるか昔の記憶をたどりながら、ガムシャラに手足を動かしてみたり、ネット動画を参考にして、格好良く泳ぐイメージを想像していたりして泳ぐことに対しての意欲を上げていた。ところが、同じ年の村上トライアスロンの抽選に、思いも寄らずハズれてしまったことをキッカケに、泳ぐことに対する関心が急速に冷めてしまう。
   それでもその夏はウエットを着て海を泳いだ。波に酔ったり、離岸流に流されたりとオープンウォーター(OWS)を体験した。けれど秋以降、ウエットスーツはハンガーに掛けられたままひっそりと、まるで公園に忘れられたボールみたいにその場を動くことはなかった。あの頃、ぼくにとってのスイムはトライアスロンの一競技としての対象でしかなかったのだ。
 
 そして昨年の春。酒田おしんトライアスロンのエントリーをきっかけに再びスイム練を始める。技術的な面には関心があったけれど、出場まであまり時間がなかったので、細かいことは気にせずにプルブイを使って練習した。ランニングで養った持久力で、なんとかできるだろうと高をくくっていた。
 確かレースの2週前ぐらいのこと。潟鉄のトライアスリートのOWS練習に参加した。練習場はテトラポットに囲まれた、ほとんど波の立たない海水のプールみたいな場所だ。いざ泳ぎだしてみると全然進まない。あらゆる面で自身の技量の低さ、未熟を知る機会となった。
 
 そうして、初めて参加した酒田おしんトライアスロン。
 岸に向かう強い風。白波を立て、茶色に濁った海面を見たぼくは、泳ぐなんてとても無理だと感じた。案の定、エイジのスイムは中止となった。
 けれどそんな悪条件の中でもエリート選手達は海へ飛び込んでいく。波に流され、岸に戻されながら荒れる海をグイグイと進んでいく。怯まず立ち向かう勇姿を目の当たりにしたぼくは、この時初めてスイムに対する心構えや準備不足を猛烈に恥じた。技術的なことを含めて、真摯に取り組もうと決意した。
 今改めて振り返ると、計画性に乏しいうえに無謀だったと思う。不得意なことから目を背けていた。それ以降は、しっかり習得しようと努力している。少しづつ出来るところから。
 そんなふうにして、今のスイミングの取り組みがある。一進一退を繰り返しながら、以前と比べれば、ちょこっと格好はついてきた。とは言うものの所詮は独学。教本と僅かなアドバイスを頼りにヨチヨチやっているので、まだ道程は長い。

  今年もトライアスロンに挑戦しようと思っている。ぼくにとって酒田おしんは外す事は出来ない。そして、叶うことなら佐渡のミドルにも出場したいと考えている。
 春までには長い距離をしっかり泳げるようになりたい。
 スイミングも走ることと同じくらい大切なものになりつつある。

トレーニング '15.1.12〜1.18

1月3週のトレーニング
テーマ : 中長距離走とポイント練習

月 午前 筋トレサーキット×5 50分
             マイマウンテン&トレミ走 4km+5km 60分
     午後 スイム プル&クロール 1,500m+α 60分
火 完全休養日
水 夜 プル&クロール1,250m 70サークル 5本 45分
         筋トレサーキット×3 30分 
         トレミビルド5分〜4分半 5km 25分
木 気持ちが乗らないので休養日
金 夜 ロードビルト走 6分〜4分45秒走 15km 73分
土 午前 筋トレサーキット×4 40分
             トレミ走 6km 30分
     午後 スイム キック200m プル600m クロール800m 50分
日 午前 スイム キック300m プル500m クロール2,350m 90分
     夜 体育館ギャラリー走 ジョグ5km〜4分50秒走5km〜ジョグ5km 85分

今週の振り返り

 12日(祝)は午前中から体育館のジムが大混雑。仕方ないのでバイクと筋トレを掛け合わせた無酸素&有酸素運動をサーキット形式で黙々とこなす。漸く空きの出た「マイマウンテン」という山登りのマシンで15〜25%の傾斜で時速8kmをキープ。これが驚きの発汗作用をもたらした。今後このマシンを活用せねば。

 14日(水)のスイム。閉館の1時間前に飛び込んだ。プルブイ有り無しを交互に試しながら、いつものスムーズさを欠いているように感じ、なんかイマイチだなぁと思いながら試行錯誤して泳ぐ。往復コースが空いたので50mの時計を計ったら、アレレ?50秒の前半。自分の感覚と時計が合っていない。そのまま70秒サークルで5本。さすがに4本目の後半あたりからフォームが怪しげになる。それでも70秒で回せたことに満足。

 16日(金)前日の休養効果から走る意欲は高かった。走り始めて1km毎に6分、5分半、5分と徐々に上げる。5分から上げられるか自信はなかったけれど4分50秒台が出たことをきっかけに4分45秒前後をキープして10km。ラストは4分20秒でフィニッシュ。練習走でここまでスピードを上げたのは初めて。そろそろ来月のハーフ走に向けて具体的計画を立てようと思う。

 17日(日)この日はロング走をと思っていたのだけれど、悪天候のため断念。午前中プールへ脚を運んだ。テーマは前日に引き続き、入水の手についてと、プルの際は始めから肘を立てることを意識する。板なしキックからプルブイを使ってのドリル。賑わうプールの中を往復コースや片道コースを駆使してひたすら泳ぐ。


1.18までの走行距離…ラン175km。
       今週のトレ時間…10時間40分

2015年1月16日金曜日

素直な気持ちで。

 その道に通じる方のアドバイスはとても貴重だ。
 例えばバイクショップを訪ねたとき。
 具合のよろしくない変則機の調整が目的だったが潤滑油一発で解決。いとも容易く問題解決した気まずさと手持ち無沙汰から、サドルポジションについて質問を投げる。
オーナー氏曰く、「一定の力で、長く走れるポジションを見つけるべきですよね」
 バイクに乗ってみてと言われお店の前を往復する。サドルとハンドルの高さ調整して頂き、再び跨がる。ちょっと窮屈かな。
 「ちょっと窮屈ぐらいが良いんです」と、まるでこちらを見透かすよに、すこぶる和かに仰る。
  以降、自分でポジションを変えてはいない。
 
 いつかのプールでのこと。クロールで行ったり来たりしていると、どうもブレスが上手くいかない。どうにかならないものかなぁ、と指導員に声を掛けてみる。
 泳ぎの全体に力みが感じられて、スムーズさを欠いていると指摘を受けた。肩甲骨の動かし方やキックの幅なんかについても。そして最後に、
 「2ビートは止めたほうがいいかも」
 一先ず言われた通り、要の2ビートを止め普通のキック(6ビート)にする。
 すると途端にブレスが優しくなった。
 それからというもの、なんらかのアドバイスを受けるように心掛けている。

  もう一つ。先日、体育館のジムでファイターズさんとお会いした。
  今後の大会スケジュールのことを話し合った。一通り話し終えると、かつてはランだけで年間10レースぐらいは出場していて、レースで力を付けたと話してくださった。
  最近、スピード練習の継続の難しさから、ちょっとした行きづまり感があったけれど、他に強化をする方法があったことに気付かされた。本気で追い込めるのはレースだけだからなぁ。
  
 その分野に、懸命に取り組んでいる方の言葉には、関心させられたり、時には心を揺り動かす《説得力》を持っていると思う。何気ない言葉が力を引き出す場合だってある。
 ぼくらは、素直に耳を傾けることこそが大切で、それが可能性の扉につながるのだ。

2015年1月13日火曜日

トレーニング '15.1.5〜1.11

1月2週のトレーニングテーマ : 中長距離走を入れる。

仕事始め 休養日
火 夜  スイム キック500m プル700mクロール1,000m 60分
     体育館ギャラリー、トレミ走 10km 60分
水 出張のためお休み
木 体調不良のためお休み
金 夜  スイム キック400m プル600mクロール1,000m 60分
     ロード 6分〜5分半走 6km 30分
土 午前 ロード6分〜5分半走 11km 70分
     午後 スイム キック300m プル&クロール 700m 50m×10本 75〜80秒
日 午前 ロード6分〜5分半走 26km 2時間半

今週の振り返り
 今週は調子が落ちているのか、寒さのせいなのかスピードに乗れない。身体が温まったところで刺激を入れるつもりでペースを上げてみるけれど、時計が付いてこない。仕方ないので気分転換を兼ねてロードへ。時折、風雪に見舞われることもしばしば。だけどやっぱり外は気分が違う。
 日曜は、はなもも対策として25km走。今週はスピード練習ができていないので、せめて持久力関連の練習はやっておきたかった。ずっと5分半で行きたかったけれど途中でガス欠。自販機で温かい飲み物を買ってなんとか繋ぐ。次回からは、水分とエネ補給を軽んじないように
 これからの週末はロング走を確実にこなして、できることならば来月の中頃あたりで、レースペースをやれればいいのだけれど。今の感じだとちょっと難しそう。

1.11までの走行距離…ラン125km。
       今週のトレ時間…8時間10分

2015年1月5日月曜日

トレーニング '14.12.29〜'15.1.4

年末から1月1週のトレーニング
テーマ : 中長距離走を入れる。

 休養/忘年会
仕事納め
     夜 トンネル走 ジョグ5km
水 2014年走り納め
     午前 島ラン&港トンネル ジョグ20km
木 2015年事始
     午前 港トンネル走 6周 ペース走16km
金 午前 体育館ギャラリー 5分走20km、筋トレ
土 午前 体育館ギャラリー 5分30秒10km、トレミ6km、筋トレ
日 午前 港トンネル走 8周 ジョグ20km
     午後 スイム 1,000m+α

今週の振り返り
 年末年始は特に出かけることはせず、身体を動かす時間を確保することができた。天候やら公共サービスの有無でトレ環境に窮するのだけれど、体育館が2日から開館していたので大いに活用させて頂いた。
 トレの内容については特筆することはない。大晦日からの5連チャンということもあって、いささかスタミナ切れを感じないわけでもない。いずれにせよ、走って飲むの黄金リレーの清々しい年末年始年始だった。
 1/4(日)は豊栄走友会の初練習。大勢のメンバーが集合した。あいにくの雨の為、護国神社での走行祈願は叶わなかったけれど、港トンネルで汗を流した。
 今年も一年、皆と汗を流していきたい。
 
'14. 12.31までのトレーニング…スイム21.7km ラン260km
'15. 1.4までの走行距離…ラン72km。


2015年1月1日木曜日

'14年大晦日と'15年元日。

 大晦日。走り納めのつもりで車を走らせる。向かう先は港トンネル。示し合わせた面々と共に港タワーに集合する。
 天気予報は荒れ模様を伝えていたけれど、穏やかな曇り。空は、ぼくらが走る間はなんとか我慢してくれそうな気配。迷わず外を走ることを選択する。但し海側は風が強いとのチャゲ兄さんからの情報もあって、骨っ娘さん、F井さん、スピリットZさん、H間さんとぼく5名の走り納めは、やすらぎ堤経由、本川大橋の往復ルートに決定した。
 会話を交わしながら進むと、やすらぎ堤でペコわとさんと遭遇。そして折り返しの本川大橋付近ではTさんと合流する。
 残念ながら霙に見舞われたものの無事に港トンネルへ戻る。そこでM谷さんを発見。みんなでトンネルを2周して走行距離の帳尻を合わせることにする。
 ラスト1周は追い込んだ。早々に皆に置いていかれてしまう。これが今の実力。スピード強化は外す事の出来ない課題なのだ。
 年の最後に、良い走り納めができてとても満足だった。

 元日。ふつうの朝だけど特別な朝。
 いつものように起きて、いつものように仕度をして、再び港トンネルに向かう。
 降雪量は少ないが気温は低く道路は凍っていた。特に海辺は風が猛烈に吹いていて、早々にトンネルの中に逃げ込んだ。
 トンネルを6周した。
 前日とは様相は異なり人は疎らだった。最初の1周(階段込み)は17分を切るくらいで、2周目以降は15分半。4周目を終えて、汗だくの上着を着替える。5周目はゆっくりとペースを上げ、ラスト6周目は14分で走った。息があがった。来月のハーフ走に向けて、スピード練習を意識していくつもりだ。
 トンネルを走っている途中、前日の皆の背中が見えた気がした。届きそうにないほど先に。
 これが今年の走り始めだった。明日は体育館にいくつもりだ。