2014年12月30日火曜日

2014年をもう一度振り返る

 忘年会、クリスマス、仕事納め。息をつく間のないくらい、あっという間に12月が、2014年が通過しようとしている。気がつけば年の瀬。今月のスケジュールを振り返ってみても、仕事に忙殺されたわけでも、イレギュラーなイベントがあった訳でもない。例年よりもお酒の席が多かったくらいだ。とてつもないスピードで、自分一人だけが取り残されているみたいだ。
  今年も残すところあと2日。せめて暮れを感慨深く締め括るためにも、今一度ざっくりと今年を振り返ってみることにしたい。

 2月。有志10余名で乗り込んだ、福島県いわきサンシャインマラソンは前日から降り続いた雪の為に大会中止。2014年の幕開けは思いっきり肩透かしをくらう。
 中止の告知直前まで、僅かな望みをつないで準備をしていただけに、その無情感たるや言葉にならなかった。
 雪に覆われたいわきの街に、晴れ渡った青空が広がる日曜の朝。ホテルから眼下に広がる太平洋を眺めながら、相部屋のスピリットZさん、Iさんとぼくの3人でぬるいビールを喉の奥に流し込んだ。


 3月。再び遠征ラン。骨っ娘さん、H間さん、ヒグマサさんとぼくの4名で、茨城県古河はなももマラソンに出走。
 骨っ娘さんは見事サブ4を達成、H間さんはサブ3まであと僅か。本当に惜しかった。ぼくはと言うと、あわよくば狙っていたサブ3.5には遠く及ばずも辛うじて自己ベスト。完走後、ヒグマサさんと交わした祝杯の生ビールの喉越しは忘れられない。新潟への帰路、ふらっと立ち寄った焼肉屋さんが思いがけずの穴場だった。古河を訪れる動機がもう一つ増える。
 

 6月は念願のトライアスロン、山形県酒田おしん51.5に参戦。スイム中止は面喰ったけれど、ランの大会とは一味も二味も違う雰囲気の中、アスリート気分を堪能する。そして初めて男女のエリートのレースを目の当たりにして息を飲む。圧巻だった。
 完走後のスイカと、ボランティアの皆さんが会場で作る振る舞いカレーが美味かった。もちろんおかわりを頂いた。気持ちとお腹がいっぱいの「ごちそうさん」な1日となった。

 
 9月。佐渡トラをネット中継で観戦。いつかぼくもあの舞台に立てたらなぁと、羨望やら畏敬が心の中で混在し、居ても立っていられなくなる。ふつふつと闘志が漲った。
 秋シーズンの初戦は越後湯沢コスモス。今年のベストしんどかったレース。里山のタフなコースからくる脚へのダメージは相当なモノだった。そよ風に揺れるコスモスを眺めながら、緑まばゆい里山の情景を駆け抜ける。そんな絵に描いたような清々しい余裕なんて微塵もなく、後半は幾度となく心が折れそうになる。
 フル前のステップレースとしてのハーフ走は申し分ないが、湯沢はコースがエラくタフなので、ぼくは次回参加に若干の躊躇いがある。その一方、参加賞の魚沼産コシヒカリに舌鼓を打った我が家の子供達は、来年、お米目当てに参加すると言っている。はてさていかがなものか…。
 
 
 10月。新潟シティマラソン。前半から中盤にかけてスピリットZさんと仲良く進み、最後はヒグマサさんとゴールテープを切った。今年最大の目標であったサブ3.5の扉を遂に開けた。
 スピリットZさんとの伴走と、39km付近の私設エイド、ゴールの競技場で手招いていたヒグマサさんのおかげです。感謝!

 
 続いて、勢い勇んだ柏崎マラソンは初参戦。想像以上に起伏に富んだタフなコースで、道中はシティ以上に我慢を強いられる。ペコわとさんの声援に励まされた激坂と、ラスト5kmあたりで、まばゆい陽射しに照らされて、霞んだように見えた街並が今も脳裏から離れない。
 そして、そこからゴールが果てしなく遠く感じられた。


 11月。今年のレースの締め括り、ごせん紅葉マラソン。バイク自走で会場入りして、思いがけず10kmの自己ベストを更新。そして何よりのご褒美は、チャゲ兄さん(フェマンさん改め)が声援とともに撮ってくれた僕の走っている姿の写真(左下)。

 

 ざっと振り返る2014年。気の置けない仲間たちと共に、トレーニングしたり大会に参加したりと、代え難い時間を過ごすことが出来た。そして積み重ねてきたトレーニングに、同じ目標を持つ仲間たちの存在や声援があって結果に繋がっていく。改めてそう思わせる、そんな一年だった。今年もぼくは本当に恵まれていた。



 今年もすべての皆さんに、感謝の言葉で締めくくりたいと思います。
 走友会、潟鉄の皆さん、それから出場したすべての大会の参加者および、大会関係者のみなさん、さらにブログに眼を通していただいた皆々様、今年もお付き合いいただき、本当にありがとうございました。2015年もよろしくお願いします。
 それでは良いお年を!


 

2014年12月29日月曜日

トレーニング '14.12.22〜12.28

 12月4週トレーニング
 テーマ : 雪に負けずトレーニング。長距離走を入れる。

 休養
火 午前 トレミ ビルト5分〜4分走12km、筋トレ
    午後 スイム クロール1,000+600 60分
水 体調不良にて休養
木 夜 スイム キック500 プル200 (途中終了)
         トレミビルト アップ〜4分50〜4分40秒 12km
金 休養
土 午後 トレミ90分16km
日 午前 トレミ 5分30秒〜5分走 7km、筋トレ
     午後 スイム キック300 プル700 クロール500

今週の振り返り
  今月2度目の大雪に見舞われた祝日。午前中からトレミでビルト走をやってみた。アップから5分、4分45秒、30秒と上げ、ラストの1kmは4分で締める。こんな感じのスピード練習を、キッチリこなせるのがトレミの良さなんだぁと改めて思った。トレミをちょっと見直したけれど、マシンの上を漫然と走り続けるにはいささか心苦しく、工夫やら精神力の鍛錬が必要だ。今のところ1時間前後が限界。
 この週からはなももを意識したメニューをと思い、長距離走を入れておきたかったけれど実現には至らず。次週へ持ち越す。年末年始の休暇を利用してたくさん走れると良いのだけれど。

 日曜日は今年の泳ぎ納め。前夜の潟鉄忘年会にて、板なしキックで鍛えるべし!とスイムの女神さまから御宣託をいただいたので、早速実施。来月からこれでいく。
 レースがひと段落してから、スイム練の頻度を上げて2ヶ月。以前よりは楽に泳げるようになってきた。来年1月からは、前述のキック練も含めメニューを刷新しようと思っている。

12/28までの走行距離…235km。

2014年12月22日月曜日

2014年を振り返る

 ちょっと早いけれど、2014年の月間走行距離と出走レースをまとめてみた。
(☆印は自己ベストタイム)
  1月230km
  2月254km いわきサンシャイン フル DNS(大雪の為大会中止)
  3月252km 古河はなももマラソン フル 3:36:41
  4月310km 笹川流れマラソン ハーフ DNS(インフルエンザの為、欠場)
  5月348km 白根マラソン ハーフ 1:38:25
  6月327km 酒田おしんトライアスロン 2:22:25
  7月300km 福島潟駅伝 3km 12:01☆
  8月381km
  9月300km 湯沢秋桜ハーフマラソン 1:37:36☆
10月306km 新潟シティマラソン フル 3:28:55☆
                    柏崎マラソン フル 3:33:34
11月237km 五泉紅葉マラソン10km 42:49☆
12月260km 合計3,505km

 今年最大の収穫はネガティブスプリットをフルマラソンで実践できたことだ。秋のレースで善戦できたのはこれのおかげだ。最初から思い切り行くことに重圧を感じていたぼくには最適だった。自身の能力を把握して、具体的な数字を落とし込み、30km付近まで力を温存。そしてそこからもう一つ上のギアを入れる。きたるべき3◯kmの壁と対峙する。ここからが自身との勝負だ。どこに標準を合わせるかが明確になりフルを走る面白さが増えたと思う。

 今年は月間走行距離250kmを目標に取り組んだ。結果は前述の通り。来年も今と同じぐらいの練習時間で、走行距離に捕らわれず、自分に必要な練習を構築したいと考えている。スピード強化を意識したメニューをやっていくつもりだ。


トレーニング '14.12.15〜12.21

 12月3週のトレーニング
 テーマ : 寒さや雪に負けずトレーニングする。ランのポイント練習を入れる。

 休養
火 夜 体育館 10km(4分30〜40秒)+2kmジョグ、筋トレ、トレミ走 3km
水 休養/出張
木 夜 スイム キック500 プル500 クロール500 50分
         体育館走 ジョグ5km
金 夜 スイム キック500 プル500 クロール600 50分
         体育館走 ジョグ11km (5分30秒)
土 夕方 体育館走 20km 98分
         スイム キック500 プル300 クロール700 60分
日 午後 体育館走 ジョグ 16km 90分 筋トレ

今週の振り返り
 まずはスイム。左のキャッチの癖などを指摘され、改善を意識していたら、キャッチ動作が大きくなった模様。
 グイっと気持ちよく肩を伸ばして(身体の硬いぼくの場合、学校の授業かなんかでハイっと挙手する感じ)体の2軸にかき手を持ってくる。リリース、キャッチ、そしてプル。これら3つの動作が連結して、目指すべき型がイメージできるように。そして結果としてストレッチングタイムが延び、壁キックから25mのストローク数は安定して8回。きっちり身につけたい。息継ぎのときのキックも忘れずに。

 次いでランのフォーム。着地する足首が膝のやや後方に位置すると、体が安定してしっかり地面を踏む事が出来る。これを如何に推進力に利用するかだ。より早く楽に走るための試行錯誤は続く。…にしても、体育館走の後、概ね身体が痛み軋むようだ。これを書いている今も足腰が痛い。

 そして最後に反省。朝練バイクをここ2週間やってない。起き抜けでグンと心拍が上がるのを嫌い、気おくれしてしまう。朝のメニューからバイクを外してしまおうかと思うこの頃。跨がればやったなりの爽快感はあるのだけれど、お風呂を嫌う子供の気持ちに似ている。お風呂は嫌々入っても上がった後に、あー、やっぱり入る止めときゃよかったナァ、とは決して思わないハズだから…。
 ちゃんとしよう。

12/21までの走行距離…188km。

2014年12月16日火曜日

2014豊栄走友会の忘年会のこと。

 先週の土曜日は、走友会の忘年会だった。
 記録的な大雪に見舞われ、街は白一色に包まれる中、メンバーをはじめ他の走友会の方々など20余名が集まり、楽しいひとときを過ごした。幹事役のnoboさんご夫婦、たいへんお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
  忘年会の冒頭、会長のオニバスさんから挨拶があり、その中で会長交代を告げるとともに、今後の会の在り方について語られていた。万感の想いが胸に迫る様子だった。

 走友会に参加させていただいて3年。入会当初、誰彼となくさまざまなアドバイスを頂きながら、練習やイベントに積極的に参加しました。そんな皆さんとの活動を通じて、ランニングに対して真摯に向き合うことができたのだと思います。
 会則があるわけでも会費を取るわけでもなく、個々の自由意思を尊重するスタイルで、発足から21年ものあいだ、結束すべきは結束し、活動を存続していることは、ひとえにコアメンバーの尽力です。
 会の発起人であるオニバスさん、それから副会長として会を支え続けた団塊Ⅱさん、一先ずお疲れ様でした。今後は良き相談役として、会を導いていただきたいと願うばかりです。
 新しい会長はご存知の通り、まごうことなき実力者で、更に「超」のつく強運の持ち主であります。そして会を引っ張るメンバーは、人間性の豊かな方々が揃っております。微力ながら、会を存続させ連綿と受け継いでいけるように、ぼくらもお手伝いさせていただきたいと思っています。

…と、締めのあいさつでお話しできれば良かったなぁ〜、と改めて思いました(猛省)


2014年12月15日月曜日

トレーニング '14.12.8〜12.14

 12月2週のトレーニング
 テーマ : スイムはストリームラインを意識して泳ぐ。ランは中長距離ペース走の実施。

月  (積極的休養日)
     夜 トンネルジョグ 6km 40分
火 夜 スイム キック500 プル400 クロール600 50分
         体育館走 5分 6km
水 朝 ジョグ 7km 50分
     夜 スイム キック500 プル400 クロール600 50分
木 夜 体育館ペース走 4分50秒 20km 97分
金 (完全休養日)
土 午前 体育館走 20km 2時間走
     午後 スイム キック500 プル500 クロール1,000 70分
日 午後 スイム キック500 プル500 クロール1,000 70分

トレの振り返り、今週の目標
 スイムは週末に少し距離を伸ばしてみた。キック(下半身)とプル(上半身)それぞれに分けて泳いでから、それらを組み合わせてクロールすることで、今まで分からなかった体のバランス感覚や、各挙動の些細なところに注意が届くようになり、一層スイムが面白く、そしてさらに手強く感じられる。引き続きこのメニューで動作を身体に覚えさせてゆく。それから50mサークル練習ももっと取り入れよう。
 今週は平日のトレの時間が取りにくいので、週末に照準を合わせ計画を立てる。

 12/14までの走行距離…121km。

2014年12月12日金曜日

体育館でのペース走

 木曜日の夜、体育館のランニングコースでペース走に臨んだ。
 目標タイムはキロ4分50秒、1周193mを56秒でグルグル回ればよい。
 随分早いペースで周回するランナーズがいらしたので、ぼくはひょいと、彼らの背後に取り付くようにペース走を開始した。
 キロ4分20〜30秒。アップジョグなしは、やっぱりキツイ。
 付いていけないわけではないけれど、気を抜けばすぐに離されてしまう。
 最初の5kmは22分台。これはいつまで続くの?と、やや不安を覚えた頃に一人が抜け、それから数周して先頭を引っ張っていたもう一人の方がペースを落とした。やれやれと胸をなで下ろして、ぼくは本来の目標ペースに修正して走り続けた。
 開始早々から必死に走った分だけ、目標ペースが楽に感じられる。イヤそれは言い過ぎか。ちょうどいい感じかな。身体がフッと軽くなり余裕が出る。各部位に意識を気を回す。
 着地点、膝と足首の関係、それと股関節をキビキビと動かす。
 52周およそ10kmを47分台で通過した。

 16kmあたりで集中力が途切れてしまう。あと何周、今何周と周回が気になり始める。ここからが辛い。キリのいいとこで止めてしまおうかと思いながらも、イカンイカン、明日は完全休養日だと言い聞かせたり、潟鉄や走友会の面々も頑張ってるゾー、とライバルに思いを馳せて脚を止めない努力をする。そうしているうちにもペースは少しづつ落ち、なんとか踏ん張って104周20km、96分台でフィニッシュした。

 次のマラソンでは4分40秒ペースで計画が立てられるようにしたいと思っているので、こうしたペース走をこれから重ねるつもりだ。今日のようなポジティブ走も良い経験になった。
 まだ、先は遠い。

 12/11までの走行距離…101km。

妖怪おみくじ神社のこと Part3

 11月末に新しい大吉メダルが加わり、バトルステージも増えたおみくじ神社。ややマンネリ化して停滞気味だった意欲に火がついたのだけれど、それも束の間で景品の欠品が続き、12/10のメダルガシャ第6弾の発売に合わせて、ようやく補充が行われた。
  登場する妖怪が増えたので、ぼくとしてはバリエーションが増えて楽しみを見出すことができた。ただし、大当たりの期待感を高める演出は以前のままの模様。だとすれば少し残念だ。ゲームはとても単調なので、たとえ抽選がハズレだろうと、最後の結果が出るまで期待感を持たせることは重要だと、ぼくは思う。大当たりに至るまでのプロセスをもっと楽しみたいのだ。
 なので、相変わらず目を皿にして画面を見つめている。「強敵登場」から実は大当たり確定情報が隠されているんじゃないかとか、順番が回ってくるたびに、さりげなく、かつ必死に遊んでいる。せっかくの時間を使うのだから楽しまなきゃ。
 老若男女、幅広く支持されるこのメディアが、もっと楽しめる演出や要素が加わることを切に願うばかりである。
 ところで。
 先日、対悪ニャン戦でダイヤニャンの必殺メダル「100カラット肉球」(ファンブック2のおまけ)を使用したところ、必殺技ポイントが加算されず通常のノーマルメダルのダイヤニャン表示となった。おみくじ神社でもノーマル扱い。残念。
 バトルに移り、全てのキャラでダメージを与えたあと、敵のワンパン攻撃からダイヤニャンのみ復活。そして反撃の一撃で「クリティカル」と大当たりが確定した。
 まぁ、偶然でしょうがこういうこともあるのです。これぞプロセス重視の、いわゆる「ロマン派」が求めるゲーム性ででアリマス。







2014年12月7日日曜日

トレーニング '14.12.1〜12.7

 12月1週のトレーニング
 テーマ : ランの着地点、足首と膝の位置。

 夜/トンネルラン 坂道ダッシュ走 15+5本 12km 70分
火 朝/バイク 30分走 90秒インターバル×5本
     夜/スイム キック500 プルブイ&クロール1,000 45分
水 (積極的休養日)
     朝/バイク 30分走 90秒インターバル×5本
木 夜/体育館ペース走 4分50秒 13km
 夜/スイム キック500 プルブイ&クロール1,000 50分
         トンネルラン 5km
土 午後/体育館走 20km 110分
             スイム キック500 プル400 クロール600 60分
日 午後/スイム キック500 プル500 クロール600 60分
             体育館ビルト走 10km インターバル走 2km

トレの振り返りなどなど

 この週末はいつもより長い時間を掛けてトレーニングができた。今更ながらトレごとに場所を変えるのは新鮮で楽しかったし、午後から開始するならこの組み合わせは鉄板だろう。大袈裟な言い方だけれど、ぼくにとっては新境地が開けたかもしれない。
 それから、春のもう一つのフルマラソンとして佐渡トキマラソンにエントリー。これでフワッとしていた春のローテーションに一本筋が通った。エントリーした最たる理由は、ゲストランナーの川内選手目当てということにしておく。
 さて、これから年末にかけ、天候などの外的要因は無論、夜の宴が通常の3倍以上になるのでしっかりとスケジュール計画を立てトレと両立したい。
 緩急をつけながら楽しくやりたいと思う。

 12/7までの走行距離…62km。

2014年12月4日木曜日

スイムトレ。

 12月からホームの遊水館は冬季営業となり20時閉館。大荒れの天候となった2日(火)は、なんとか19時過ぎには入館することが出来て、ロッカーでテキパキと支度をしてプールへ向かう。
 人は少なくはなかった。
 ぼくはビート板とプルブイを借り、いつものメニューに取り組む。
 前日のダッシュ走で大腿部や股関節にダメージが露わになり、キックが億劫に感じた。営業時間との兼ね合いから、本数を少し減らそうと思った。けれど5往復目から気持ちが乗ってきた。
 胸から腿を動かすように、振幅を小さく、膝を少し曲げて足がしなるイメージで、アップキックで水を押し出す。緩急を付けて25m×20往復。ウォーキングする人々の合間を蛇行しながら行ったり来たり。フォームもさることながら、キックを重ねることで大腿部の筋力が強化できたらいいなと思う。
 次はプルブイ。上半身の動きを確認しながら数往復。飽きるとブイを外す。
 つなぎで一息入れている最中、思わず視線が釘付けになる。
 もちろん、上級者の泳ぎに、である。
 別格だった。水が身体に吸い付いくような、水と戯れる優雅なイルカみたい。蹴伸びなんかもスッーと、どこまでもどこまでも延びていきそうだ。
 早速、今見た映像をイメージしながら、ぼくも水を壊さぬよう急がず、焦らず動作する。
 けれどぎこちない。何かが違う。ハイエルボー、肩、肩甲骨、下半身、ストレッチタイム…。点と点が繋がりそうで繋がらない。そうこうしていると今度は形作っていた面が、線がほどけていく。
 いつの間にか閉館時間を迎えた。
 泳ぐことはとても気分がいい。けれど上達するまでにはそれほどの時間や労力が必要なのだろう。まだまだ発展途上中。
 今一度、ぼくの教科書「クロールはゆったり泳ぐと早くなる」を読み直すことにしよう。


2014年12月1日月曜日

マッサン効果。

 11/28(金)会社の忘年会だった。ここ数年11月の最終週に催されており、シーズン初戦がこの会になる。
 ぼくは一次会で切り上げ、足早に目的地へ向かった。
 どうしても試しておきたい、口にしたいものがあった。
 お目当ては目下、某国営放送の朝の連ドラのモデルになっているウイスキーメーカーから出されているカフェグレーン、カフェモルトウイスキーだ。
 カフェ式連続式蒸留機という方法で作られたウイスキーは甘く芳しい。とあるブログで目にしてからどうしても飲みたくなったのだ。

 ニッカのアンバサダーでいらっしゃるマスターの店の扉を開き、カウンターに着席すると同時にオーダーする。
 珍しいところをいきますね〜、と和かにストレートで給される。
 微かに甘い香りがする。口に含むと甘みが強く、ねっとりした後味を暫く残す。
 ついでカフェモルト。こちらもストレートで頂戴する。
 先ほどのグレーンと同様、甘い口当たり。後味はキリッと立つ。

 ウイスキーの事はあまり知らない。けれどその芳醇さたるや、好みに出会うと「ウムム…」と思わず唸ってしまう。夏頃に口にした「竹鶴12年」のインパクトが舌と脳裏に宿っていたのか、この日の行動に誘われた気がする。

 暑い時期トレーニングのあと、好きなウイスキーをソーダで割って喉を潤すのは、まさに至福の時だった。今月は幾つかの酒宴が催されるが、好みのウイスキーを探求し、常備候補を挙げよう。これもトレーニングの意欲を掻き立てる、一つの方法だ。

トレーニング '14.11.24〜11.30

 11月5週のトレーニング
 テーマ : トレーニングのベース作り

月 午前/タイムトライアル12km走 55分19秒 +ジョグ3km
火 (完全休養日)
水 朝/ジョグ 6km 40分
     夜/スイム キック600 クロール&プル1,000 70分
木 夜/帰宅ラン 20km 120分走
金 (完全休養日/忘年会)
土 (積極的休養日/二日酔)
     夜/ジョグ 5km
日 朝/ペース走 5分30秒前後 13km
11月の総括
 レースが終わってからの月末まで、各パート、スイム、バイク、ラン、それぞれ明確なテーマを持ってトレに臨めている。
 それぞれに共通しているのは、基本のフォームを習得し効率的に動作すること。これに尽きる。じっくり取り組もう。
 月末は体調やら諸事情により、思わぬ休養が取れた。この休養を弾力に12月に臨む。

11/30までの走行距離…237km。