2014年4月7日月曜日

体調を崩したので笹川流れはDNS

体調を崩した。
金曜日、早々に退社してお医者様に診察していただいた。まさか流行りの季節外れのインフルエンザでは?と思ったが診断は気管支炎。なんてことはない、ただの風邪だ。
暖かくして一日布団に包まっていれば治るだろうとタカをくくり、土曜は予定をキャンセルして養生に充てた。けれどその甲斐なく日曜の笹川流れは無念のDNS。体調不良によるDNSは初めてだ。それは間違った判断ではないのだけれど、レースの週に風邪をひくことが許せなくて、日曜は安静にしながら言いようのない敗北感がついてまわった。
そして月曜。いつものように出社の準備をして駅に向かうが、やはり体調が優れないので会社を休むことにした。さしずめDo Not Workと言ったところか。(実はインフルエンザBでした)
それにしてもヒマだ。本のページをめくったり閉じたり、ネットを覗いたりと時間を持て余していた。すると、為末大さんの連ツイを目にした。
「社会には勝ち負けなんてない。むしろないから苦しい。誰も決めてくれない勝利条件を自分で決めに行くしかない。そして自分で決めた以上、うまくいかなければ敗北がはっきりしてしまう」
あーこれだ、これ。
なぜ走るのか。彼の台詞はこの問いの一端をかすめている気がする。
勝ち負けだけの価値観ではないけれど、少なくとも自分の心が満たされる条件として、超えなければならない基準のようなものは常に設定されている。そのために日々トレーニングを続けているのだ。
届かなければ負け。越えれば次の目標が現れる。
昨日は大好きな彼の地、笹川流れにてハーフマラソンを96分以内を達成、あるいはどれだけ近づけるかで満たされる欲望があったのだ。
あまりにもモヤモヤする。窓の外の青空がぼくを誘惑する。
いやいや、イカンイカン。
こんな時は頭のトレーニング。好きな音楽を聞きながら、好きな本を開くことにする。繰り返し読んだ本だけれど新しい発見があるかもしれない。
 

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