2013年8月15日木曜日

しんどかった日曜日の島ラン

 8/11(日)。故障してからというもの孤独なランナーと化していたぼくは、久々に走友会の面々と走ろうと思い、練習会の集合時間の2時間前に港タワーに到着した。本練習の前に自主練習として島ランを目論んだのだ。
 久々の島ランだったことも手伝って、新鮮な気分で双葉中あたりまで気持ちよく進む。けれど、長丁場を想定してウォーターサーバーを入れたリュックを担いでいたせいで、気持ちとは裏腹にヒジョーに走りにくかった。1.5リットル程の水の入った水嚢が歩容に合わせ背中でユサユサと揺れる。
 松林に入ると深夜に降った雨のせいで不快極まりない湿度だった。吹き抜ける風は微塵も感じられない。モアモアする空気の中、僕は背中でユサユサさせながら、汗をボタボタと滴り落とすのだ。
 結局、装備が仇となり前半の松林コースで随分と体力を消耗してしまった。松林を抜けたところ、関屋分水が一望できるベンチで一息つく。スタートから43分経過していた。頑張ったわりに時計は不満だった。僕はシャツの汗を搾り、リュックの軽量化を計るためサーバーの水を捨て、走り出すための身支度を整える。

 やすらぎ堤は大小色とりどりのシートで覆われていた。新潟祭りの花火見物の場所取りだ。今年のお祭りはいつもより盛大に行われているらしい。ぼくはあまり興味のがないので正確にはわからないけれど。所々に設置されている簡易トイレ群や、散らかったゴミを拾う清掃員など、祭りの熱狂から一夜明けた河川敷は、いつもとは明らかに違う雰囲気を醸し出していた。

 担いでいるリュックのせいで背中や脇の下で体に熱がこもる。いつも以上に発汗し、水分補給には殊更に慎重になった。所々で休憩を入れ補給食なんかも摂った。走っていて辛く感じるときは、物事を考えるのに向いていない。その分、思い出したくないことに気を取られず、走りに集中出来たことは、今のぼくの精神状態では幸いだった。何かを吹っ切るためには丁度いい過酷さだった。
 島1周で100分近く掛かってしまった。それでも補給がなかったらもっと掛かっていたかもしれない。定刻どおり練習会に集まっていた面々と挨拶を交わす。さすがにグロッキー、降参だった。僕は走り出す皆の背中に手を振った。
 此度の失敗は気候を考慮せず装備してきたことに問題があったと思う。夏の装備は出来るだけ軽装に清涼感を重視するべきなのだろう。

 帰宅の途中、熱のこもった身体を冷やすためにガリガリ君が食べたくなりコンビニ立ち寄る。一本ではもの足りず、もう一本お替わりをした。アイスのお替りなんていつぶりかな?
 少し元気になったのでバイクに跨り30km程度踏んだ。これでトレの格好もついたと思う。ガリガリ君のお陰だ。


8/14  スイム…0.5km バイク…76km ラン…134km

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