2013年3月22日金曜日

ロードバイク初走行のこと

3/16(土)風は冷たかったが青い空が広がっていた。阿賀野川の向こう側にそびえる山々は雪を残し、その輪郭をくっきりと浮かび上がらせていた。長い冬を抜け待ちに待った春がもうそこまで来ている。

前日の昼休み、僕は8ビットさんにロードバイク関係の用品について相談しようと電話したところ「何はともあれ走りにいきましょう」ということになった。折角の誘いを断る理由などないので処女走行を彼に託すことにした。

僕たちは待ち合わせの時間より10分ほど早く合流した。阿賀野川沿いの河川敷の駐車場でロードバイクの手解きを受ける。乗り降りの基本、乗車フォームそして一般道を走る際の注意点など簡潔で丁寧に教えていただく。一通り説明が終わるとタイヤの空気圧の点検や所持品の確認などを行う。8ビットさんの段取りの良さには感心させられた。

僕らは阿賀野川の土手沿いを辿り五泉(ごせん)方面に向かうことに。決して車の交通量は少なくはない。8ビットさんの先導に僕は緊張しながらペダルを踏む。彼のサインに気に配りながらハンドルの掴む位置、サドルそして変速機などそれらの感触を確かめる。
バイクを操作しながら眺める風景や感じる風は、今までの経験とは一味も二味も違った。これがバイクからの眺めというやつなのだ。爽快だった!と言いたいところだが実はお尻が猛烈に痛かった。サドルとお尻の所在が定まらない。ドロップハンドルのどこを握るかで当たりどころが変わる。とにかくお尻が痛いのでいろんなところでポジションを変える。試す。今のセッティングだどドロップハンドルの下を握り、体を深く折りたたむ姿勢がお尻には優しく感じられた。

1時間ほど走り休憩を取る。片道概ね20km。コンビニでエネルギーを補給。復路も8ビットさんの先導で来た道を戻る。「なるべく切れないように後ろについて」と指示があり従う。僕は体を折りたたみドロップハンドルを握る。なんだかロードバイクに乗っているゾ的な雰囲気が醸し出されモチが上がる。僕らは風を味方にスピードを上げる。グイグイ進む感覚がすこぶる心地いい。出発した河川敷の駐車場に45分で戻ることができた。

初めてバイクに跨った印象として、ペダルを踏むごとに道路を進む感触がたまらない。そしてバイクの上から眺める景色が新鮮に映る。これは乗らなきゃわからない楽しさだ。
8ビットさん、ありがとうございました!次はどこに行きましょうか?

3/20までの走行距離・・・155km

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