2012年7月31日火曜日

7月、初めての300km

今月は300km走ること。ずっと呪文のように唱えていた気がする。毎日10km走れば達成できることなのだ。けれどそんなふうに日々コンスタントに走ることが僕にはできない。実際に10km走ろうと思って費やす時間は、準備~ウォーミングアップ~走行~クールダウン~着替えと1.5H(時間)は最低ほしい。そして週1日は必ず休みを取るとすれば、走行日数は24~25日、週末で20km走ればよい。平日は最低1.5H、週末は2.5H走るための時間を確保すれば目標達成となるのだ。

理想的計画は記した通りだが、走ることを最優先事項とするわけにはいかない。許される状況においては順位を入れ替えることはままあるだろうが、僕の場合、仕事はもっとも優先されなければならない。そして、僕自身の生活をより豊かにするためには、友人らとの付き合いも必要だし、読書やネット、音楽を聴くことやテレビを眺めることも欠くことができない。またこうしてブログを書くことなんかも含めると、僕を充足させるために必要なものが数多く存在することがわかってくる。

今月は走ることに多くの時間を費やすために日々の予定を立てた。取捨を迫られ腕組みをした。ときには気分に任せることもあった。そうした過程の中で自然に「走る」ことが上から3番目に優先させる事柄へと変貌を遂げる。分散と集中。分散していた時間の欠片を「走る」時間に結晶させる。必要かそうでないか、今やるべきか後回しにするのか。選択方法をシンプルにすると答えは簡単に導かれる。走るという極めて贅沢な時間を手に入れるために。

今月の練習を振り返りながら、次月は質を濃厚にするための取り組みをこころみたい。目標はすぐ目の前に迫っている。限られた時間で何ができるかをテーマにしつつ走行距離を重ねていくこととしたい <了>



☆7/31までの走行距離 305km

2012年7月23日月曜日

7月第3週のこと(其の2)。

今月は走行距離300kmを目標に距離を積み上げている。そして、何とかぎりぎりのところで到達できそうな気配なのだ(たぶん)。意志の強くない僕が目標達成するプロセスにおいて走友会の存在は不可欠だ。週末の練習会や自主トレ会はもちろん、平日の朝夕を問わず誰かしらメンバーと顔を合わせ、挨拶を交わしたり伴走したり、ひたすら孤独に走ることがなく、ワンパターンに陥りがちな練習にメリハリをもたらしてくれる。特に先週の福島潟駅伝コースでは遭遇率100%。日替わりで楽しく練習できた。ご一緒いただいた皆さんありがとうございました。

週末21日は明け方から福島潟界隈20kmをイーブンペース走。翌22日走友会の練習は前入りして島を1周、トンネルを2周。その後はメンバーと合流し僕は松林ランを選択。偶然?にも護国神社でフェマンさんと一緒になり皆でジェラードして再び松林へ。折り返しで今度は僕が神社のトイレでフェマンさんとお別れ。ジェラードが空腹に効いたみたい・・・。その後うだるよな蒸し暑さと戦いながら、途中何度か水を被り、へろへろになって入船タワーにたどり着く。


午後は北区の公民館で行われた「富山律子さんのピアノリサイタル」を鑑賞。ショパンのエチュードも良かったが、ポロネーズの低音が強く印象に残った。リストも良かった。あっという間にリサイタルは終了。機会があればまたライブで演奏を聴きたいものだ。体も心も充足した連休だった。

今週は福島潟駅伝。五泉ピタランに続き我がチームはダークホース的存在になりうるのか?僕は町内会の地引網イベに参加したあと合流を予定。しかとアップして襷を受け取れるようにしたい。 <了>


7/23までの走行距離・・・248km

7月第3週のこと

 7/16日は祝日「海の日」の名の通り、海へ行くにはうってつけの日だった。僕は海に行くのならば必ず山北の笹川流れ「板貝」の浜辺と決め、もう何年も通い詰めている。だから毎年少しづつ形を変える浜辺のことや、駐車場やシャワーを管理するおばちゃんやおじちゃんの顔も判る。9月中頃ともなると賑わっていた浜辺にはほとんど人の姿が消え、駐車場のおばちゃん達もいなくなる。備え付けのゴミ箱も消え、水道の蛇口を捻っても水がでなくなることも知っている。あのロケーションと海水は他の選択をゆるさない魅力があるのだ。僕の夏は板貝で始まり終える。そして昨年から浜辺を起点にジョギングすることが僕の海へ行く動機付けのひとつになった。

16日は目標20kmのところ暑さに負けて15km程度で終了。旧桑川小学校の坂を駆け笹川流れマラソンのゴールを想い、今川の民家から山道に入り小高い丘から浜を眺めた。わがベースキャンプに戻りクーラーから冷えたビールを取り出す。完全なるルーティンワークだ。今年も許す限り通うつもりだ。 <了>

2012年7月17日火曜日

7/15 ぴったしランRUNのこと。

日曜は五泉楽走会が主催する「ぴったしランRUN」に参加した。1チーム5名、各自の申告タイム通りにピッタリ走るかという老若男女を問わないマラソンイベントだ。もちろん時計は持ってはいけない。僕ら走友会の‘チームヒグマサ‘は周囲にほとんど期待されてないことをいいことに2位という輝かしい成績を収めた。アンカーHさんの腹時計とK会長の人選の賜物としか言いようがない。そして思いもよらない小さな幸せを運んでくれたマラソンの神様に感謝したい。
ちなみに1位は‘駅伝大好きランニングチーム‘さん。申告に対し15秒差。エクセレント!2位の我々は49秒差であった。結果オーライである(笑)

僕個人としての申告タイムは21分ジャスト。それに対し実際は19分35秒。チームにNO貢献。先月、同じ主旨で開催された「生涯マラソン」を経験しているはずなのにまったく活かされていない。多分走っているときに学習能力を根こそぎ落としてしまったようなので、今後は自己ベストを申請して全力で臨むことを誓います!が、そんな中ひとつ収穫があった。実は、ことのほか楽に走れたのだ。K会長も開口一番「とても楽そうに走ってたね」と、さすがのベテランランナーの慧眼である。

出発前に軽いウォーミングアップ。数キロは5分ペースを仮定しながら脚の運びや呼吸で走りのリズムを確認した。そして会場に入り実際のコースを試走する。僕は第一走だったので後半はペースを上げアップを終わらせた。おそらく十分な距離を走りペース走を行ったことが本番のコンディションに繋がったと考えたい。今後もレース直前のアップ法として試す価値はありそうだ。主旨であるところとはまるで無関係であるが成功体験として記憶に留めたい。

さて主催した五泉楽走会の皆さん、ありがとうございました。天候に左右された大変な運営だったと思いますが、来年の第10回記念大会にも必ず参加させていただきますので、どうぞよろしくお願いいします。

帰宅後、仮眠をとったのちロード練習へ。賞品のビールにありつく理由をつくるために。〈了〉



★7/16迄の月間走行距離 158km

2012年7月12日木曜日

7月第2週。早朝RUNと蓮の華のこと

今のところ今月は順調に走行距離を積み上げている。1日が日曜日という暦にも助けられ7/11まで通算111キロ。5月の走行距離を凌駕している。しかし、そんな意欲に対し体はとても正直だ。「やまびこ」RUN以降、臀部からハムストリングスにかけて筋肉痛とは一味違った気怠さを伴い回復が遅い。走ろうとする僕にブレーキをかける。体のメッセージに耳を貸さないわけにはいかないが、こちらにも都合というものがある。ハムの具合と折り合いをつけながら、気持ちを優先することにする。

そんなこともあり今朝は気分転換も兼ね「遊潟広場」へ進路をとる。思いつきであったがそれは良い選択だった。広場が一望できるところまで出ると、起立する蓮の華が眼前に飛び込んできた。

福島潟は時折々の色を織り成す場所であるが、蓮の華がこの時期であることは知らなかった。まだ蕾が多く先端はピンクに染まり、すぐにでも花開を迎えそうな勢いだった。華に喚起されるイメージはアジアンな、あるいは宗教的静謐だ。しかし実際に群生し直立する蕾や茎は躍動し、生命力に満ち溢れている。それは開花した蓮の華の静謐を醸し出すための重要なプロセスなのかもしれない。この風景が続く間は観察を愉しみに足を運ぶことにしようと思った。

* * * * * * * * * *

この日曜はピタランだ。申告タイムは21分。きっちり5分/㌔走れるとは毛頭思っていないが、一応作戦のようなもの・・・も、まったく考えていないので、明日の新幹線の中で練りに練ろうと思う。
<了>

やまびこ通りデビューのこと

7/8(日)。走友会の練習でかねてから話題にのぼっていた「やまびこ通り」を走る。僕はバックパックに水分補給システムを積み練習に臨んだ。実は前週の「わくわく」練習でやや脱水気味になり、休日の午後を台無しにしてしまったのだ。これからの季節の練習にはこまめに水分補給が必要だ。走友会の大先輩のU氏をマネし準備したのものだ。初モノだけにモチベーションも上がる。トレイルランナーもどきが出来上がる。

さて、出湯共同温泉の駐車場からスタートしやまびこ通りへ。登坂練習の喜びから前半はさほど苦にはならなかった。もちろん最初だけであったが。先導役のH氏(はじめまして)と合流し7名でゆったりしたペースで坂を登る。

通りには句碑、歌碑が立ち並んでいる。それらの句や歌の一言一句を眺め意味を考たり、詠み人を想ったりするのも悪くなさそうだ。近い将来実現するとは言い難いが、そんな時間を過ごしてもいいなと感じさせる場所が案外と身近にあることを知った。

1周目は休憩も含み概ね1時間。2周目はそれぞれのペースではいる。H氏を先頭に快速F井氏、その友人のサブスリーランナーIさん(はじめまして)、M氏と続く。僕もなんとかついていこうと頑張ってはみたが、差は開いていくばかり。上りの途中でM氏の背中を見たのを最後に完全にちぎられた。やまびこ通りにある駐車場から頂上まで約15分。それでも全体で48分以内には収めたいと思い走る。けれどそんな思いに反し50分近くかかってしまった。

練習後共同温泉で汗を流す。少しぬるめだが丁度良い。体がほぐれる。あとはビールがあればもっと良かった。帰宅後、速攻でひと缶飲み干したのは言うまでもない。
尚、バックパックはすこぶる良好。これからの季節の相棒として大切に使っていきたい。<了>

2012年7月6日金曜日

H24.7月第1周のこと

7/2(月)。10/7に開催される「新潟シティマラソン」にエントリーを済ませた。種目はフル。湧きあがるやる気と同時に、昨年のあの記憶が蘇る。

スタートからただひたすらにゴールを想い、そこに辿り着くまで5時間近く走った長い道のりは決して忘れることができない。要所の出来事をいまも鮮明に思い出すことができる。いくつかの情景は皮膚や肉体の記憶と共に残っている。多くは語ることはできないが、それらを想い出すと今回も「完走」を前提とするわけにはいかないのが、今の僕のフルマラソンに対する姿勢だ。

振り返れば本当に無謀だった。けれど時として、そういった類の思考の跳躍や実践は必要だと思う。それは年齢を重ねれば重ねるほど。けれども10kmちょぼちょぼしか走っていなかった人間が、己の執着とわずかなアドバイスを貰ったところで遂げられるほど容易なものではないのがフルマラソンなのだ。確実性を求めるのならば段階を踏み経験すべき代物である。経験した僕はそう実感している。

必達目標が定まった今、モチベーションを保ちトレーニングに専念するのみ。今週は大会エントリーに支えられ、コツコツと距離を積み上げることができた。週末も天候に関わらず走行距離を伸ばそうと考えている。フルマラソンに「まぐれ」はないと言う。少なくとも僕には決してない。これから3ヶ月間コミットに向けたプロセスを大いに楽しみたい。但し、孤独に取り組むのではなく仲間たちと共に。

うーん。我ながら今回も硬い内容になってしまった(笑)。 <了>

2012年7月1日日曜日

6月最終週のこと

6/30(土)。ー早朝から福島潟放水路、福島潟周辺をトレースしながら21km。6月かろうじて月間走行距離200kmにのせた。目標を立て走り始めて半年。僕の生活環境の中での達成のコツがようやく判りかけてきた。達成の近道として取り入れたいのが以下の2つ。

・週末合計30km以上走る。
・月に一回30km走る。

この2点を「楽しみ」ながら実行することが7月のテーマである。
6月前半は走る機会を見つけられず、怠けたせいで後半に走り固めをした。珍しくアフターの付き合いが多く、平日は軽く流す程度でしっかり距離を重ねるところまでは至らなかった。しかし相方(もちろん奥さん)がどういうわけかコンスタントに走り出したので、ぼくとしては彼女を走る動機にしたいと思っている。

さて、本日7/1(日)は走友会練習日。月岡わくわくファームラン。朝、ぼくは奥さんと5km程走り自走で集合場所へ。参加者が一通り集まり目的地を目指す。前日のランもあったのでスタミナを心配してスタートした。

しばらく走っていると、計ったかのようにいつもと同じ場所でフェマンさんがバイクで登場。感心させられる。今日はどれぐらい走るのだろう。

ゆったりとしたペースで月岡へ。僕の何気ない一言でI氏に牽引され坂路コースへ向うことに。僕にとっては嬉しいオプションだった。肘を後ろに大きく振って坂を登りきった。頂上から一望する景色はなかなかの見ごたえがあった。

通常コースに戻り月岡わくわくファームに到着。しばし休憩。大御所Y氏のアドバイスをよそに僕は水分を取る。ペット1本に飽き足らず2本目に手を出した。短時間で水分をとりすぎてしまいコンディションが低下したのは言うまもない。

帰りは不快指数が上昇。風が感じられない。その上水分の取りすぎでお腹もいっぱい(涙)。パフォーマンス云々の話ではない。戻りコースということもあり、一行は徐々にペースアップ。僕は随分と千切られてしまい、ゴールすることだけを目標に進んだ。概ね2時間15分。なんとか集合場所に辿りつく。緒先輩のポテンシャルには頭が下がった。

一息つき再び自走で帰路に着く。クタクタに疲れた。帰宅してまっさきに庭先で頭から水をかぶる。最高に気持ちよかった!!(いまとなれば熱中症気味だったかもしれない)
 これからの季節は水分補給を上手にしながら体調管理できなければ、距離を伸ばせないことを痛感した。今日U氏が背負っていた水分補給可能なバックパックを至急手に入れねば! <了>