2012年8月6日月曜日

8月第1週、週末のこと。

今月はスピード強化がテーマだと言うと聞こえは良い。が、本当のところは暑いのでさっと練習を切り上げるための口実に過ぎない。さて、週末の練習について記そう。

 8/4(土)は早朝、福島潟周遊コースと名付けた距離にして約12キロのコースでペース走を実践。結果は66分。平均すれば5分30秒だが後半緩んだ結果だ。中盤は良いペースだったがスタミナが切れてしまった。次回は60分を目標に臨みたい。ゴールで給水してつかさず距離を稼ぐ目論見だったが、走り出したら妙に体が重く感じられたので練習はこれで終了。 

8/5(日)。笹川流れの板貝を起点にLSD。前日のスタミナ切れを教訓に夜はご飯をしっかり摂る。念には念を入れて早い朝食も済ませてスタート。朝7時。気温はすでに28℃と上昇の一途。容赦ない陽光に照らされて僕は桑川へ向かう。お約束の旧桑川小学校の坂は大きく後ろに腕を振った分だけ脚を前に出すイメージでダッシュ。木陰で涼しいぶん頑張れた。やまびこ通りには到底敵わないが坂路練習だ。県道に戻り、鳥越トンネルをくぐり抜け暫くしてベースキャンプの板貝へ戻るためにUターン。日陰を探しながら走るが、徐々に陽射しから逃げることが難しくなってきた。

陽光が山の真上辺りに見える。走り始めから70分程経過。ベースキャンプを通り越し次は脇川を目指す。気温は32℃を超えている。気力体力ともGOサインが出る。バックパックのハイドレーションといくつかの塩飴が頼りだ。

 陽射しに焼かれながら、不意に今川あたりで土曜のロンドン女子1万mのディババ選手のフォームを思い出す。頭から腰の曲線が的に射られんと絞られた弓のように見えた。特にラスト1周はまさに彼女自身が放たれた矢のようだった。弓以外の喩えが他に見つからない。網膜に焼きついたあのフォームを思い描き、自身のフォームに具体化しようとイメージする。そんなことをしているうちに脇川大橋を渡る。

駐車場で水を浴び体を冷やした。体が熱い。駅までは無理と判断してここでUターン。5km先の板貝を目指す。時折吹く涼風が今は生暖かい。著しくスタミナを消耗する。心の支えは海に飛び込んだときの爽快感と、クーラーボックスの中で僕を待っていてくれるビールだ。結局ベースキャンプに辿り着いたのは9時20分を回っていた。

走行距離は22km。費やした時間は2時間20分以上。前回よりも格段に透明度が増した海に飛び込んだ。


8/6までの走行距離・・・69km

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