2017年3月29日水曜日

シベリアンハスキー犬 ツバキの日記 17.3.29

 ズンズン大きなっていくツバキ。まもなく生後5ヶ月を迎えます。
先日、体重測定をしたところ13.4kgをマークしました。
 次年度から小3の♂はお散歩中、リードを持った途端にツバキに引っ張られて転倒してしまうほどに、彼女の成長は急速かつパワフルです。まぁ将来的には彼がツバキを逆転するのでしょうけど、今はツバキの散歩は任せられません。彼がツバキのリードをもって散歩する日のことを楽しみにしながら、いまは僕ら大人が散歩をすることにします。


2017年3月26日日曜日

トレーニング'17.3.19~'17.3.25

 撃沈した新潟ハーフから、次走の佐渡トキへ気持ちを切り替える。ただ回復は芳しくなく、さらに金曜の午後のちょっとした肉体労働が、普段使わない足腰への筋肉へダメージを与え、週末のトレーニングに影響を与える。
 資本(主に時間と体力)は有限であり、それらをいかに配分し、心をシンクロさせるかが重要なのだ。トレーニングも仕事も、ね。
 よく晴れた日曜の午前。わんこと並んでゴロリ床に寝そべりながら、これを記す。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : 回復&スピ練

日 PM ロード12km (5:30走からラスト1km上げ10km、スロージョグ)

月 新潟ハーフマラソン 1:41:00

火 レスト

水 夜 体育館12km 62分(ギャラリー走52周&トレミ)ストレッチ

木 夜 ロード10km 51分(up,4:18,4:16,jog,4:45,4:33,jog,down)

金 帰宅ラン12km 70分 ジョグ

土 PM スイム1,000m 50分 各種ドリル
     ロード8km ジョグ

3/25までのトレーニング…Swim 5.0   Bike 0   Run 234

2017年3月21日火曜日

第1回新潟ハーフマラソンのこと

 先週のはなももに続き連闘のハーフマラソン。昨年、佐渡トキの後、同じように連闘で見附ハーフを走り、それなりにやれたので何の躊躇いもなくエントリーしたわけだが…。
 回復が遅く、調整に努めたが如何ともしがたい状態だった。同じく出走する家内の伴走役として走ることを相談するが、彼女は彼女で練習不足を理由に明確な目標のないまま、とりあえず前走の桐生より速く走れればいいと言う…。ペースメーカーにはなれないし困ったな。いっそDNSかと思い、当日の朝の状態で決めることにして、前日は予定通り早目に床に就いた。

 当日。朝4:30には朝食を取り、出発の6:30までに出かける支度を整える。
 外へ出ると雨が降っている。気温は3度、とても肌寒い。予報は晴れのち曇りなので、移動している間に雨は止むだろうと心配はしていなかった。そんな予報通り、会場のビッグスワンスタジアムに着く頃には、先ほどの雨が嘘のような青空になった。が、もしこの日の予報は雨で、天気が引き続き愚図つくようならば間違いなくDNSを選択しただろう。
 AM7時過ぎにビックスワンに入り、スタンドで身支度をする。トラックでは色とりどりの、大勢のランナーが既にアップに勤しんでいる。7:20分にスタジアム内のトラックは閉鎖され、出走カテゴリー毎にスタートに整列するようアナウンスが入る。
 もうすでに悩んではいなかった、4:25/km狙い。今日はこれで行こうと決めていた。

 家内と2人で簡単なアップをして、それぞれのカテゴリーに別れた。僕はAグループの中段に位置した。7:45分に整列。そこから15分、周りの会話に耳を傾けながらスタートを待った。
 定刻。オンユアマークの声の後、レースがスタートする。
 ゆっくりとスタート地点を通過する。パイロンで仕切られた簡易的なコースは、ランナーにとって広くはなかった。ごちゃつくのが嫌だったので、前へ前へと進んだ。
 ビッグスワンから公道へ出る。入りの1kmは4:17。興奮しているせいか辛くも何ともない。あれ、これはひょっとして行けるかもしれない、と淡い期待が顔をもたげる。ただし、このペースを維持できるとは毛頭思ってはいない。気持ちを落ち着かせながら狙いの時計に合わせていった。

 沿道への応対を欠かさない、いつものようにバナナのコスチュームを纏ったバナナ師匠、軽快に僕を抜き去っていくファイターズさん、サブスリーランナーのSさんと言葉を交わしたりと、おなじみの面々に囲まれて進んでいく。そうそう、沿道からスタッフジャンパーを着た男性から名前を呼ばれたが、突然のことで反応が遅れ、今以て誰か分からずじまい。大変失礼しました。

 5km通過が21分台後半。予想以上の出来栄えだった。ついで10km通過は44分後半。これにはかなり気を良くした。あわよくば自己ベストもあるかと、束の間の夢を見た。

 ただすでにこの頃、四頭筋の一部に疲れを感じ、自身の走りにバネを感じなくなっていた。歩幅を狭めピッチを速めて対応するが20秒台には乗らない。腰を落とさないようにしてペースキープに努めていたところ、ヤンバラーズのHさんに軽快に抜き去られる。本来の彼のスピードではないのは明白だったので、故障を押しての出走だと思い、無理しないでくださいね〜、と僕はひと声かける。きっと自身にも言っていたのだろう。

 12kmあたり、ジリジリとペースが落ちる。すると、後ろから「オオヒシクイ、羽ばたけ!」と声を聞く。礼子さんだとすぐにわかった。そこから13km通過付近まで仲睦まじく並走しているところをアベスポーツ様と、おっぴえ師匠様にフライデーされた写真がこれ。応援ありがとうございました。

バナナは年代優勝!

 結局、僕は14km過ぎで礼子さんの背中を失い、15km半ばで心が折れてしまう。理由は足の疲労感。ここで戦線離脱、残りの距離を消化しながら回復を促すようにジョグっぽいペースでビックスワンを目指した。

 この時期の新潟のマラソン大会としては、素晴らしい天候に恵まれたのではないか。コースはフルフラットでタイムが狙えるだろうし、沿道の声援も多くエイドも十分。フィニッシュのビッグスワのトラックに歩を進めると、スタジアムの壮大さがよく分かりフィニッシュを目指す間、いっぱしのアスリート気分も味わえる。
 改善点としてはゴール後のタオル、完走証や補給食など幾つかの参加賞をいただいたが、全て手に持って移動するので、ひとまとめに袋にいれられたら親切だったかな。

 途中で折れてしまったけれど、ランナーとして経験値を得ることのできた大会だった。
 現地でご挨拶したランナーのみなさん、お疲れ様でした。今度はもっと頑張りますからねー!(了)





2017年3月19日日曜日

シベリアンハスキー ツバキの日記 17.3.19

 今日、僕とツバキは港タワーからマリンピア(水族館)の間をお散歩することになりました。
 AM10時、待ち合わせた文ちゃんに潟鉄ジャージを渡してから、島散歩の始まり〜。

 急に立ち止まり、何かをジーっと見てます。この視線の先には野良猫が居ます。むこうも、ジーっと微動だにせず、こちらを見つめていました。互いに無言ですが人にはわからないコミニケーションを行なっている模様。
 そんな動物同士のコミニュケーションのあと、僕らは豊栄走友会のゆうこりんに遭遇し、ツバキ共々ご挨拶。走友会の皆は島ランだそうです。


 公園を歩いていると野バトを見つけボルテージアップ!
 もちろん無駄に2羽を追いかけ、ただただ疲れました。このあとハト、カラスをみつけるとツバキはジッと目で追い、行方を確かめるように見つめていました。見方によってはリードに繋がれている自分に対し、彼らはなんて自由なんだろう!そう感じているようにも伺えました。


 ちょっと休憩。
 中央に見える腰を下ろしている2人のおじいさん。彼らの腰掛けたベンチの下には茶色のラブラドールが伏せって居ます。果たして、ツバキも老成するとあれぐらい落ち着いてくれるのでしょうか。今はとても想像がつきません。


 双葉中前から松林へ向かいます。
 道路の幅員が狭い場合、人とすれ違うたびにリードを短く持つ必要があります。なぜならツバキは人を見るとすぐに飛びかかろうとするからです。特に子供は大好物。声をキャッチしだけでその方向へ向かおうとします。その次はおじいちゃんが好き。立ち止まって通り過ぎるまで、ジッとその姿を見つめ続けます。何故かおばあちゃんはスルー、どうして?


 浜へ降りようと海岸の石畳を歩いたところ、途中に大きな隙き間を見つけ、ズリズリ後退を始めるツバキ。足もとが覚束ないのが嫌みたい。結局この日は浜辺に降りることはできませんでした。初めて海を経験させようと思ったのに、残念。仕方ないのでマリンピア日本海(水族館)周辺をウロウロ、グルグル回り、ながら、我が家の子供たちが水族館から出てくるのを待ちました。


 なんだかんだと2時間以上お散歩したツバキ。車の中ですでに眠そう。帰宅してから夕方まで爆睡かっ飛ばしました。ハスキーは疲れさせて躾をすると言われています。初めての島散歩、一緒に島ランをするの日は近いかも、ふふ。







トレーニング'17.3.12~'17.3.18

 はなもも翌日の月曜日。フルのダメージは午後から夕方にかけて、ヒタヒタと音たてるように現れた。四頭筋の筋肉痛は時間経過とともに顕著になりピークは火曜の午前中。こちらはどうということはなかったが、悩まされたのは頭皮神経痛。ビリッとくる痛みが定期的にやってくる。風邪気味になるとよく現れる症状で、こちらは火曜から金曜までの5日間痛みが続き、久々にボルタレンのお世話となった。結局今週は終始軽めのトレーニングとなる。

  さて、火曜はアクティブレストでスイム。実に2週間ぶりのスイムで全くぎこちない。フルの前は体調管理を考慮してパスしていたのだが、無理してでも泳ぐべきだったかも。身体がいろんなことを忘れている。苦手とする伏し浮き、ハイエルボーの模索など、いくつかの課題を想い出しながら泳ぐ。
  ついでに来月から、昨年同様のスイム教室に通うことが決まり申し込みを済ます。講師はY先生とのことで大変楽しみだ。聞くところによると、彼女は新潟が輩出したオリンピアンのゴールドメダリストとライバル関係であったという実力派。家内や子供も教わっており、楽しく教えて頂けると我が家ではとても評判が良い。
 前回は、道具を使って速い泳ぎを体感することができて、身体の動かし方に気づきが生まれた。それらを我流にアレンジして今に至っているわけだが、今教室では、先に挙げた二つの課題、伏し浮きとハイエルボーにフォーカス出来るよう指導を乞いたいと考える。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : ハーフ走に向けて。

日 古河はなももマラソン 3時間23分29秒(NET・コースベスト)

月 レスト

火 アクティブレスト スイム1,000m (伏し浮き,50×10,100×3,ドリルなど)

水 体育館5km 40分(ギャラリー走、トレミ)バイク、ストレッチ

木 レスト

金 ロード8km 45分 気持ちよくジョグ

土 第3回 潟鉄スイム練 1,400m (up,キック,400TT 7:02,クロール撮影,自由練習)
     ロード4km 20分 (2km走、坂ダッシュ5本)

3/18までのトレーニング…Swim 4.0   Bike 0   Run 159

2017年3月14日火曜日

シベリアンハスキー犬 ツバキの日記17.3.14

 久々に。
 着せられツバキ。ちなみに来てるのはマリオTシャツ。

 キッチンに立つお母さんを邪魔するツバキ。
 誰彼となく足元でまったりすることが多い娘です。

 近頃はキッチンのテーブルの上には、食べたことのない美味しいものがあることに気がついたようで、僕らの食事中に横からヌッと首を出し、食べ物を横取りしようと必死です。
 昨日は小2♂のロールケーキをひと口でペロリ。
 今朝は大皿に乗った鶏ハムをガブリ。まだまだ被害は拡大しそう。
 目が離せません。


第5回 古河はなももマラソン 2017

 3/11日(土)マラソン前日
 鉄女ママの車に皆と乗り合わせて古河へ移動する。途中、震災のあの日あの時間、何をしていたかという話題が上る。
 ーあれから6年。
 あの日、僕は会社の定例会議に出席しており、突如の強い揺れに会議は中断、避難階段を使って、建物の外へ出たことを真っ先に想い出す。
 そして、その後まもなく被災した現地を訪れ、呆然としたことを忘れることができない。
 寸断されたアスファルト道、陸に打ち上げられた漁船、横転する自動車…。とてつもなく巨大な力に蹂躙され、変わり果てた風景が眼前に広がっていた。

 その年の秋、僕は初めてフルマラソンに出走した。10kmしか経験したことがないのに、一足飛びの挑戦だった。どうしてそう選択したのかは、ハッキリと覚えていない。ただ当時は最初で最後、一生の想い出の一つとして参加しよう、そんな気持ちだった。震災を境にスポーツをする人口が増加した、というニュースを聞いた記憶がこの頃のものとしてあるが、僕も本能的にある種の衝動に駆られた、一人だったのかもしれない。
 そうして今、僕はフルマラソン参加のために古河へ訪れている。フルはこれで15度目、はなももマラソンには3度目の参加だ。
 6年前の僕には、この未来はまったく予測できなかった。エンデュランスポーツのきっかけは震災とは言わないが、あらためて思い起こすと、少なからず影響をもたらした可能性はあるのかもしれない。

  さて、今回フルを走るのは、ヒグマサさん、ゆーサーモンさん、ブリ男さん、F井さん、A木さんといった我が走友会の精鋭達で、さらに鉄女ママがスーパーサポーターとして応援に回るというオプションが付いていた。
  彼らの背中を追いかけるには及ばない。僕は僕で、気負わずに計画通りレースを運び、後半上げる、いわゆるネガティブ走を理想とし、ave4:50/kmで完走することが目標だ。
 昨年は2度フルマラソンを走ったが、いずれも3時間半を切ることができなかった。その結果を踏まえ、シーズンオフからスピード回復の練習に努め、尚且つ、これまでのラントレに対する概念を改める取り組みを行った。
 強度の低い練習を削減し、距離を踏むよりもスピードを上げ質を高める。これを拠り所に、速く走るための身体の使い方、フォームやテクニックに注視した。
 このはなももは、ここまでの、そしてこれからのトレーニングを考察する上での力試しのようなもの。あわよくば次の佐渡トキマラソンでPBを更新できればという狙いもあるが、まずここを目標通りこなしモチベーションを維持することが最大の課題だった。


 3/12(日)当日
 レーススタート1分前。
 両手で鼻と口を覆うようにして目を閉じた。スタート前の静謐のなか、集中力を高める。
 オンユアマーク!の声のあと号砲が鳴り、レースの開始が告げられる。
 ゲートをくぐったのは号砲から1分以上過ぎたあと、なかなかの混雑ぶり。時計をチラチラ見ながら行く手を捌き入りの1kmは4:48。1,2km進めば、ある程度ばらけて、走るスペースに余裕が出来るものだが、今回は参加人数の増加からかしばらくの間、何かとプレッシャーを受け、窮屈になることが少なくはなかった。年々、開催するごとに人気が高まっているのかもしれない。
(5km通過23:59)

  目標通りにタイムを刻んでいるつもりなのだが、後方から絶えず追い抜かれていると、なんとも言いがたい不安に駆られ、時計を確かめずにはいられなくなる。ペースは目標よりわずかに上回っていた。が、しかし実は、時計が壊れていて5:30/kmぐらいじゃないかと、あらぬ妄想まで抱いてしまう。それぐらい10km、いや12,3km辺りまでは抜かれに抜かれまくった。関東のマラソン大会のレベルの高さなのか、新潟のそれとは質量共に明らかに異なっている。
(10km通過47:59)

 キロ通過ごとにラップに目を配る。上回ることもあれば、そうでないときもあった。じっくりとペースキープする。
 似たペースのランナーの密度が高いせいか、ハーフまで2つのエイドを飛ばしてしまった。お目当てのスポドリが準備されていなかったり、明らかに混雑しているのがわかり、不用意に近づくことを避けた。その代わりに12kmあたりから携帯していたジェルをちびちび舐めながら進んだ。
(15km 通過1:11:51, ハーフ通過 1:41:16)

 ハーフまでの目標が1時間41分台。概ねクリアしていることを確かめて安堵する。そして、ここからが勝負の始まりだった。実はこのレースに至るまで、ハーフ以上のペース走をやっておらず、それに関しては一抹の不安があった。無論、やっているからと言って担保されているわけではないけれど。いずれにせよ、ハーフ以降、どこかで大崩れする可能性がないわけではなく、ことのほか慎重にならざるを得なかった。
 このあたりのコースは、広い2車線の直線道路で、なだらかにうねっている。コースの上りでかかる時間は下りで相殺する、そんな単純なマネジメントでとにかく焦らず、リラックスして走る。23kmあたりで再びジェル補給をして、頑張り過ぎないように30kmを目指した。
(30km2:24:17)

 30kmは25分以内で通過。最悪今回これでダメになっても、30km走としては十分に価値のある内容だと思った。
 残り12km。残りの距離のカウントダウンが脳内ではじまる。できればペースを上げたい。やや落ち気味だったので、まずは腰を上げフォームを正した。長距離の練習不足からか四頭筋の疲れを感じ、脚が棒のようになるような感覚があった。
  腰を落とすな、頑張る前にまず腰を上げろ!と、まるで僕のやっていることを、言い当てるような言葉を後方から耳にする。言葉を発する彼の、伴走者に対しての叱咤だった。言っていることには激しく同意するが、周囲に遠慮せず大きな声を張り上げているので、あまり感心はできなかった。けれどそうして彼らは悪くないペースで僕を追い抜いて行った。

 32km過ぎ、このマラソンコースの「おへそ」のような交差点で4度目の左折をすると、2車線の広い道路に出て、行き先が見渡せるほどに視界が拓ける。ここでペースを少しでも上げてみようとピッチに気を配った。前半追い越された分、ここで存分に抜いてやろうと、ひとり野心を燃やし、ランナーの背中を捕らえることをモチベーションに距離を消化した。少し気になっていた四頭筋は、幸いなことに酷いことにはならず踏みとどまってくれていたのが助かった。

 走ることに集中する。眼に映る光景と、自分の息遣いが世界を占める。背中、腰、脚の上がり具合、歩様、腕振り、息遣い、視線、反芻するように意識を向ける。
  ふと気がつくと、先程の叱咤ランナーズが横に現れる。
 心が折れないように頑張れ!心が折れたら負けだ!と、あいかわらず一方が大きな声で語りかけていた。しかし言われている方は、顎が上がり動きが緩慢なっていた。ここまでくると理性に働きかけるより本能だ。僕は真っ直ぐ前を向き、少しの上りのなるコースの頂上へ向かって脚を上げた。
(35km2:48:44)

 37km地点、コース沿道に立つ鉄女ママを見た瞬間、彼女の名前を呼び左手で合図した。通り間際で補給を貰い受ける。ナイスラン!の彼女の声が僕の背中を押す。
 残り5km。飲み干したコーラの紙コップを握り締め、再びペースアップを目論む。
 1km毎の積み重ね、一歩一歩の積み重ね。速いペースのランナーに取り付こうと前へ進む。余力はあった。頑張れそう。その気持ちに併せるかのようにザードの「負けないで」が沿道で流れ、サビのフレーズが胸に響いた。

 そうしてラスト1km。古河中央運動公園に入り、園内からトラックのある競技場を目指す。競技場の門扉を通過し、トラックを左廻りに進むとフィニッシュゲートだ。
 僕はゲートに飛び込み、計測マットの上を通過。脚を止め、回れ右をして一礼した。あっという間の3時間半だった。(了)
(フィニッシュ3:23:29)

(追記)
 帰路の古河駅で、初めて花咲くはなももの木を見つけることが出来た。ついに念願のサブ3を達成したブリ男さん、おめでとうございます!F井さんの3度目のサブ3、他のメンバーらも自己ベストラッシュで本当にすばらしい結果。
 こうなると鉄女ママのサポート力は誰も疑う余地はありませんね。
はなももの花(JR古河駅にて)